子どもとご家庭の幸せが循環する、長い目で見た支援とは【カトレア事例検討会】2023年10月開催レポート
園にいると、つい0~5歳までの人生の中での支援を考えることがベースになりますが…
子どもたちの人生は、卒園後も長く続いていきます。
松原自身、児童養護施設での職員としての経験を持ち、その後ボランティアとして活動した経験があります。
月に一度の晩御飯作りでは、クックパッドなどでレシピを選び、一緒に食材を買いに行って材料を選んでもらったり。自立を促進する料理のサポートや晩御飯を通して自立をサポートし、子どもたちの人生に関わってきました。
これらの経験を踏まえて…
『本当の意味で子どもの人生を支えていく支援って何だろう?』
『そのためには、親御さんを支えていくネットワークを、園が支えていくことが大切なのではないか。』
…そんなお話から、カトレアさんそれぞれの人生体験を分かち合う中で、それぞれの園のあらたな取り組みに扉が開いていく時間となりました。
印象深いエピソードをお裾分けします
- 子どもが生まれる前に親御さんとコミュニケーションを図るきっかけとして、保健師・保育士・幼稚園教諭が地域の妊婦さんに声を掛けている地域のお話
- プレママの保育体験をしている園さんのお話
- 小学校(卒園児)~中学校~高校~自立~育てる側へと変化成長を遂げていったお話。
- 少子化の波はものすごい勢いで地域に影響を及ぼしており、本当は喉から手が出るほど入園児が今すぐほしいけれども、目の前に、ご縁をいただいたお一人お一人のニーズにお尽くしすることで数年後の入園につながっていった…というお話。(「絶対入ります!」という人ほど、来ない場合もある。)
- テスト時にコンディションが悪く、ガッカリする両親に丁寧に仕切り直しを提案するうちに、園の姿勢に惚れ込んでいただいた事例。
- 条件や状況に合わないから…と枠を狭めず、必要としている人に門戸を開くことで結果的に機が熟して入園につながることも。
- 園がとっても良かったから…と、保護者が資格を取って職員として園と地域を支えてくださっている、というお話。
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