あなたの周りで気になるご家庭はありますか?【カトレア会】2024年10月レポート

児童養護施設で働いていた頃、気になるケースや課題を全体会議で取り上げ、みんなで深く議論する時間を設けていました。
それによって、歴が浅い中でもケースを読み解く視点を先輩たちと一緒に掘り下げていく中で、学ばせていただいたように感じております。

保育コミュニケーション協会のオンラインサロン「カトレア会」では、毎月異なるテーマを取り上げ、各地の事例を基に対話を通して学びを深めています。今月のテーマは「難しいご家庭の事例検討」でした。

このテーマに基づき、参加者の皆さんが職場に持ち帰り、様々な事例を解釈するためのヒントになるようにと、実際の事例検討のフォーマットを紹介しつつ、各自が直面しているケースについて多角的に掘り下げ、一緒に新たな気づきを得る時間となりました。

特に、難しいご家庭とのやり取りを振り返る中で、

  • 家庭の背景を園内で多面的に捉えることの重要性
  • 正しさを押し付けるのではなく、家庭の事情に耳を傾ける姿勢
  • もどかしさや葛藤を感じる家族に寄り添うことの大切さ
  • 同じ目線で子どもたちを見守ることの意義

といった点を実感しました。難しいご家庭に寄り添うためには、保育者自身が葛藤を通して得た心の柔らかさや繊細さが大いに役立つのではないでしょうか。

私たちが様々な体験を積むことが、一人ひとりの子どもやご家庭への理解と寄り添いにつながる。そう考えると、自然と力が湧いてきますね。

保育コミュニケーション協会 オンラインサロン『カトレア』では、園を越えて前向きな風を入れていく学び愛の仲間を募集しています。

▼詳細は、こちらから

参加者の感想を一部ご紹介します

難しいご家庭の事例検討というタイトルに、これまで関わった、様々なご家庭のことが頭に浮かびました。 「自分側のこうあるべきや正しさ」を押し付けるのではなく、ぺーシングしながら相手に寄り添っていくことで、必要とされている関わりが自ずと見えてくるように感じました。
松原先生がおっしゃっていたように、自身のさまざまな葛藤もこれから出会う人にとって、意味のあるものとなることを伝えられるようになりたいと思いました。

保育コミュニケーション協会オンラインサロン リリーでは仲間を募集しております。
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▼参加者が主役~ワイワイ他園と交流しながらアイディア交換:ローズ

▼システムを読み解き、先手を打つ:カトレア

「・・・とはいえ、なかなか勇気が要る」~というあなたへ。

▼まずは気軽に 2024年11月9日(土) 20:30~のクローバーラウンジにいらっしゃいませんか?

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