表現の喜びを感じたい!発表会のために「チャレンジを、大好きなご家族に見てもらえる機会」

多くの園では、きっと発表会が終わっている頃かと思いますが、これからの新人さんたちに役立てていただけたら幸いです。

書籍の第2章から、ご紹介シリーズです。

発表会って、誰のため?

子どもたちの発表会。
親御さんにとっては、ワクワクドキドキするもの。

子どもたちにとっては、「チャレンジを、大好きなご家族に見てもらえる機会」。
そして、保育者にとっては…少しだけプレッシャーに感じる部分もあるかもしれません。

思い描いたとおりにすぐにできるわけではなく、「主体性を大切にして…」といわれても何から始めたらいいのか、途方に暮れてしまったり。
上手な先生たちは、どう段取りを組んで、どんな配慮をしながら進めているのか…。

一緒に考えていきましょう。

動画の内容

00:00 はじめに
01:01 発表会って何のため?
01:51 ある年長さんのクラスのお話
03:03 やりたい! 意欲を尊重しながら
03:38 かつてのやり方からの展開として
03:55 チャレンジを楽しむために〜段階ごとの練習のプロセスとは
05:00 やりたくない!? 人はどうしたら?
05:41 表現の喜びを

まずは、発表会の位置づけから。
子どもたちの「やりたい!」という意欲を尊重しながら、どう進めていくのか。

「やりたくない」という子がいたら、どうすればいいのか。
段階ごとの練習のプロセスや、表現の喜びを育むためのヒントを、動画の中でお話ししています。

発表会は、子どもたちにとって大きなチャレンジの場。

そして、保育者にとっても、子どもたちの成長を感じられる大切な機会ですね。

🌿講師:松原美里

北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。
保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。
横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、
子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。
「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・
心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。
保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。

大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。

幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。

2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。
2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。

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