チームの課題は、自分の課題~「保育リーダーのための成長し続けるチームを作る育成講座」vol.3ご報告

「保育リーダーのための成長し続けるチームを作る育成講座」vol.3を

オンラインにて開催いたしました。

「子どもが好き」でなったはずの保育者ですが、

女の集団:人間関係がありきの現場はさまざまな困惑がつきものでもあります。

たとえばーーー
「主任は自分のクラスばかり見ている」という声が出たり。
フロアーがちがうことで憶測や、自分たちだけが大変だという思いが出てきたり。
「あの人と組むなら、やめます」といった声が上がり、組むのが難しい職員が出てきたり・・・。

そういうこと、ありませんか?
~ということで、小部屋に分かれて
それぞれの現場で起こっていることを振り返ってもらう中で

・人によっていうことが違い、何が真実か板挟みすぎてわからない
・主任への不満が持ち上がる・・・
・誰と組んでも当たりの強い先生に、周囲が疲弊していく・・・
・伝言ゲームのように内容が変わって伝わり、現場が困惑する・・・。

~などなど、お話が上がってきました。

それぞれ、どうしていいのかわからず つい場当たり的に対応をしてしまいますが、
その場は収まっても、また似たような問題が持ち上がってくる・・・
そういったパターンに気が付くこともあるのではないでしょうか。

実は、目先に見える出来事に目を奪われず、
かかわるすべての人がその現象を作り出すことに加担していることを踏まえて
本質的な課題を解消してくことが大切です。

さて、チーム:職員それぞれの課題とは?

それぞれの園に置き換えて絵に描きだして整理をしてみたり、
ブレイクアウトルームでもやもやを分かち合ったり。
感じたことをチャットで全体共有したりしながら・・・。

頭の中の整理をしていく2時間。

チームの課題は自分の課題ともつながっており、
実は、自分自身が一番見たくないこと・触れたくないこと・向き合いたくないことと繋がっていたりします。

それぞれの複雑に組み合った現状を変えていくヒントは自分の小さな一歩にある…
ということをそれぞれが持ち帰るパワフルな場となりました。

<参加された方の声を一部ご紹介します>

前回もそうでしたが今回も、テーマがちょうど今直面している問題とリンクしていて不思議でした。

上司が、自分をどう見ているかはとても伝わっているということ。
普段の何気ない態度にも、もっと思いやりを持たなければと反省しました。
理想→現状→架け橋 の考え方を当たり前にして、全体で成長していきたいです。

職員間での声の中で、「園長や主任に監視されてるみたいでいや」という子もいれば、
「園長、主任に見てもらって言ってもらえる方が良い」という子が私の園にもいるので、共感できました。
一人の子の話だけに耳を傾けてしまうのではなく、一人一人の話を聞き、情報収集をする事の大切さに気付きました。
他の内容についても、それぞれの気持ちがあり、このような状況は今後も出てくると思うので、情報をきちんと集めたいと思います。

 

次回:第四回目のテーマは心が近づく伝え方

1.あなたが一緒に歩みたいリーダーとは?
2.相手の目線を共に感じる
3.「相手にとって意味があること」とは
4.共通のゴールを目指すコーチングコミュニケーション

~です。
各回ごとの受講もできますので、ピンときた方はぜひ、ご参加ください。

 < 詳細は、こちらから >

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