人生全体を扱う~2021年7月スタート!【コーチングオンライン実践】第二回目 ご報告
コーチング オンライン実績 第二回目を終了いたしました。
第一回目はコーチング4つの代表的なスキルをご紹介。
その後一カ月の間、ボーナスセッションに参加した方もいれば、忙殺されていた方もいらっしゃり、前半ではその振り返りを題材に、コーチングの感覚を思い出してもらう時間を持ちました。
「声かけや視点が変わったことで、子どもとの関係性が変わった」
「職員がたくさん相談してくれるようになりました」
「反映を心掛けることで、会話が増えました」
といった変化とともに、新たな問いも。
Q. どこまで聞いたらいいのか、迷ってしまう…。
A. 一周したら・知っていることを話しているようであれば、許可・中断のスキルも有効です。
Q. いつ反映したら!?待ってしまう。
A. エネルギーの高い言葉に焦点を当てて、反映してみましょう。
相手にペーシングする中で、ドッチボールのように「今でしょ!」
のタイミングを大切にしましょう。
Q. 何を質問したらいい!?
A. 理想の状態は?
話してみて、今の感覚・感情は?
クライアント自身に焦点を当てて問いかけてみましょう。
と感覚を思い出してきたところで、本日のテーマへ。
人生全体を扱う
後半では、「人生全体を扱う」ということで、仕事の場面ではあっても、人は仕事だけをして生きているわけではありません。
とはいえ、仕事をしていると
「えっ、家庭の事情で出勤できない!?」
「えっ、辞めたい!?」
と、職員さんの人生状況に一喜一憂することもあるのではないでしょうか。
私自身、正直に告白しますと
「私はこんなにプライベートを犠牲にして仕事に尽くしているのに、何を勝手なことを…!」
と憤りを感じたことがありました。
とはいえ、自分の人生を犠牲にする…って、ちょっとおかしいですよね。
仕事も、人生の一部なはず。
そう思うと、自らの人生を豊かに生きる許可を出すことが、
じつは、職員全体の人生の豊かさを応援しながら、ほっこり仕事に邁進できる環境づくりに繋がる、
鍵なのではないでしょうか?
第2回目では、
◆その1
仕事・人間関係・お金・健康・家族やパートナー・余暇や遊び・学びや自己啓発・物理的環境
について描き出すことで、多面的につながり合う人生の「今」に目を向ける。
◆その2
デモセッションで「やり方」のお手本を、その後3人一組のコーチングセッションを通して、クライアントが本当に求めているものを体感し、豊かさに着目して行く中で目が開いて行く体験をしていただきました。
気が付くと、変わる。
終了時には、みなさんの目は見開き、やわらかな在り方へと変化しているのを感じました。
自分自身が自分の人生を豊かに生きることによって、周囲の豊かな人生が輝くかかわりができるようになります。
アシスタント 香先生の振り返り
コーチング実践研修2回目のアシスタントをさせて頂きました。
毎回アシスタントに入らせていただき、自分なりに気づくことができます。
コーチングは「相手の中に答えがある」それが大前提です。
前半は、1回目の、①認知②問いかけ③反映④観察・フィードバック、の4つのエッセンスを使っての振返りでした。
まずはこの4つのエッセンスを使って、この1ケ月どのように過ごしたかを書き出し、それをもとに2人組でセッションをしました。セッション後に全員で振返りを共有をした際に、③反映、をするのが難しい!とみなさんから声が上がってきました。
例えばドッジボールをしているとき、ボールを受けたらすぐに投げるといったイメージで、クライアントが「私、憤ってるのです。ムカついているのです」と言った場合、美里先生は、「ムカついたのですね」と、このエネルギーのある言葉、心が動いている言葉を返すと、情報ではなく、そのクライアントの本当の思いを引き出すことができます。
ただ、知っている言葉だけをずっと話続けている人は、情報を話しているだけで心が動いていない。情報を話すと長くなり、クライアントの本当の思いを引き出せなくなります。そんな時は、クライアントが話をしていたエネルギーの高かった言葉を、コーチが「気になった言葉があるのですが、どうですか?」と問いかけると、クライアントも気づき、クライアントの言いたかった思いを話すことができるのではと思いました。
一緒に振返りを共有したことで、一つの質問によってみんなの気づきが深まった、いい時間になりました。
どうしよう?質問していいのかな?と、思っていたことを共有できる場があることは素敵だなと思いました。
後半は「人生全体を扱う」でした。
人生の輪に、①仕事・キャリア②お金・経済③健康④家族・パートナー⑤人間関係⑥学び・自己啓発⑦余暇・遊び⑧物理的環境、について、今自分の人生の輪はどんな感じかと、自分に質問しながら書き入れていき、その後それを用いて、美里先生と私でデモセッションをしました。
デモセッションをした後に美里先生から、どのようにデモセッションを感じたか、気づいたことを聴かれました。みなさんの中で共感されていた方がいらっしゃったので、共感ではなくクライアント(今回は私でした)の表情やあり方を見ていたと話されていました。
私もデモセッションをしていて、美里先生が私の表情をよく見てくださっているな♡と愛を感じていました。
人生の輪は自分を振り返るのには大事なことだけど、上部だけではクライアントの本心は出てこない。それをするには人生の輪が入口であって、そこから一緒に味わうことで、「あれ?表情変わった?この言葉気になる」と思ったらその時に問いかると、クラアントも気づき、クライアントの内側にある答えが引き出されるのだと思いました。
コーチングは小手先の技ではない。
クライアントが気づくと、あり方・選択肢・見え方・感じ方も全部変わる。
本質的な変化に関わるのだ、と、
魂を見てあげて欲しい。
と美里先生が話された時、私はドキッとしました。
そういえばいつも、コーチングを受講した後、ふぅっと倒れそうになるな、と…。
コーチは全身全霊でクライアントの今に寄り添い、今を一緒に味わう。
クライアントの全てに焦点を当てる。
矢印は自分でなく、常にクライアントである。
クライアントと一緒に創っていくことの大切さを感じました。
みなさんと一緒に時間を共有でき、私も勉強をさせて頂き、素晴らしい愛のある時間だったと思いました。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
今までは何かを聞き出さないと、何か伝えないと!と思っていましたが、今回少しだけ相手の答えを導き出すということが分かったような気がします。このまま筋トレを続けて、自分に焦点を当てる話し方ではなく相手(クライアント)に焦点を当てて相手の中の感情を引き出す話し方ができるようになっていきたいと思います。
ご感想②
最初は緊張していたのですが、 筋トレワークをいくつかするうちに、1回目の時よりも和みました。今回は、子供が同席することなく集中して参加できたのもあり、練習ではコーチングというものの手応えを感じられて嬉しくなりました。
ご感想③
美里先生がされるコーチングが、相手の深い思いをキャッチしてそこから深い気付きと洞察を得られたので、わたしもそんなコーチングがしたい!ととても感動しました。講座の内容と実践もとても具体的で、改めて普段から意識して身につけたいなと思いました!
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