自分らしさを育むチームの作り方 1月10日開催 ご報告

本日、保育コミュニケーション協会、認定ファシリテーター講師:和田恭代さんによる
「自分らしさを育むチームの作り方」を開催いたしました。


温度差や価値観の違い・言葉のかけ違いなどで心のすれ違いが起き、ぎこちない空気感が保育に直結してしまう。
保育は一人ではできないもの。とはいえ…チームになると

  • 対話の大切さを実感しながらも、なかなか難しい現実もある
  • 「自分らしさ」を保育の中でどこまで、どう表現していいのだろうか…?

―――これは、本日の参加者からも上がっていた課題でした。

今回は、これらの声を踏まえて

  1. 自分らしさを発揮できるチーム作り
    チームメンバーの自分らしさを知り、その違いを楽しむ
  2. 安心して本音で対話ができるチーム作り
    本音で対話ができる、安心できる場をチームで作る
  3. 成長を実感できるチーム作り
    さまざまな出来事は、チームが成長できるチャンスと捉える
  4. ひとりひとりの良さを発揮できるチーム作り
    承認しあうコミュニケーションで、自分らしさを発揮するチームを目指す
  5. より豊かな保育を実現するために、次の一歩をチームでチャレンジする
  6. 子どもたちや保護者の笑顔につながる保育へ

~について、時折ブレイクアウトルームでのシェアを交えて進めていきました。

中でも、「価値観を振り返る」というところでは、たくさんの羅列された価値観に驚きの表情のみなさん。
なんとなく「価値観」というものがあるとは認識していたけれど…
こんなに多様で人によって優先順位がちがうのだ、ということをあらためて目の当たりにし、違いを受け入れ尊重することの大切さをブレイクアウトルームで分かち合う一コマも。

また、「チームメンバーの立ち位置」を、実際に付箋を用いて目にしてみたことで、距離感と理想の状態に実感が湧きどうしたらいいのかという具体策が浮かんだ人も少なくなかったようです。

子どもを支える大人が輝き、チームワークで信頼して背中を預け合う関係性から子どもたちも人とのかかわりの豊かさを学んでいくことができますね。

参加された皆様、やすよ先生、どうもありがとうございました!
こちらの講座、大好評を受けまして1月25日に同じ内容でもう一度開催をすることになりました。
今回、タイミングが合わなかったという方も、是非お役立てくださいね。

恭代先生の振り返り

1/10に『自分らしさを育むチームの作り方』を開催いたしました。保育コミュニケーション協会 認定ファシリテーター講師 和田恭代です。

日頃から保育に関わり、コミュニケーションの大切さや、チーム保育を心掛けている参加者のみなさんとの2時間。コミュニケーションのちょっとしたすれ違い、チームを作っている中で感じる温度差、上司や同僚との意見の違いなどからの悩み…。また、ほかの人も同じような悩みがあることに勇気付けられたというお話しもありました。

自分らしさを言葉にしてみたり他の参加者とシェアしあったりすることで、改めて自分らしさを感じ、それを大切にしていき、ほかの人に伝えていってみたいという言葉が印象的でした。

自分らしさやチームの中を俯瞰してみてるワークの中では、いつもと違う視点から見てみたことで、新たな気付きにつながったようです。いつもを離れた場だからこそ、得られるものもありますよね。その気付きを次の日からやってみることがとても大切ですね。

実践してみたことを後日報告会をしてみたいというご意見もいただきました。そのような機会もあると、とてもいいなと思っています。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①

付箋を使って視覚化する事で客観的に状況を把握でき、今どうなったら良いのか、自分自身が変わること…。変わるしかないという事に気付かされ、胸を刺されるような体験をしました。今自分か出来ることの1つとして、子ども達の姿を変えるようなアプローチをしていこうと思います。


ご感想②

チームワークについては我が施設の大きな課題なので、何かヒントを得たいという気持ちで参加しました。
付箋でメンバーの現在の立ち位置や向かっている方向を再確認して、自分の中での、こうあってほしい姿との違いが浮き彫りになり、頭の中が整理できました。


ご感想③

自分の気になった言葉を書き、順位を付け、俯瞰して見ると、今まで自分が大事してきたことが紙にしっかりと表れていて、そこで見失っていた”らしさ”を取り戻すことができました。
相手を変えるのは難しいけれど、自分の意識が変わることで、園の雰囲気、連携も若干ずつではありますが、変わっていくと思います。
決して焦ることなく、自分ができることをコツコツ積み上げていきたいと思います。

 

 

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