園内のザワザワ感は、自分のこころのうちから…?【オンラインサロン カトレア事例検討会】2022年6月開催レポート
保育コミュニケーション協会オンラインサロン、6月のカトレア事例検討会を開催いたしました。
新しいクラスがはじまり、それぞれが力を合わせてクラスや園を運営し始める6月。
一生懸命だからこそ、お互いの正しさや言葉に出来ないモヤモヤ感がクラスの雰囲気になり、ぎこちない関係性を作ってしまう…。
そんな状況も、あるのではないでしょうか。
このぎこちない空気感の源を探っていくと…
- 同じであって欲しいのに、それぞれである保育観
- 無意識に自分の正しさを相手に突きつけてしまう
- 飲み込んできた言葉や我慢・もの申したいことが、身体からはみ出している
- 意を決したものの、伝え方がよく分からず、つい刺してしまう
- 言われちゃった、傷つけちゃった、傷ついた…がぎこちなさに
- そもそも自分の気持ちに気がついておらず、なんとなくモヤモヤしている…(でも、顔に出ている)
~などなど。
今回のカトレアでは、それぞれが自園で起きていることを感じる時間を取り、感じ取ったことに「言葉を与えてみる」練習をしました。
忙しさに、見て見ない振りをしていたけれども…
じつは、それぞれの心の内側にも、ざわめきはあり。
ザワザワを紙に書き出すうちに、自分がどう感じていたのかが少しずつ見えてきたようです。
「立場があり、周囲にばかり目が行き 自分のこころを置き去りにしていたことに気がつきました」
「本当は、どうにかしてあげたくて、出来ない自分がもどかしかったのだと気がつきました」
「ザワザワしていたのは、自分のこころでした。」
言葉を与えることで、見えてくる景色がある。
なかなか、自分の気持ちには気がつけないものですね。
言葉にすることで、次なる一歩が見えてくる。
雨上がりのような表情のみなさんが、印象的でした。
保育コミュニケーション協会オンラインサロンは、メンバーを募集しております。
ピンと来た方、ぜひご一緒しましょう。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
今回は、相手の気持ちに寄り添う、INする、と言うことを習いました。 自分が苦手とすることでした。共感、共通理解とすぐ口にするけれど、相手の本当の気持ち、見えている景色にたどり着いていないことに気付きました。
▼ 詳細は、こちらから!
https://hoiku-communication.com/katrea/
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