【あなたならどうしますか?】困った食事シーンを語りましょう!
2022年10月16日クローバーカフェを開催します!
今回のテーマは『こんなときどうする?困った食事シーン』です。
保育コミュニケーション協会のオンラインサロンでは、日々さまざまなことが共有される中で、子ども達の食事について情報共有されることもあります。
その中でも話題となったのが『ランチルーム形式』についてです。
ランチルーム形式について話す中では、『ランチルーム形式は私のあこがれです。しかし、今の保育園の構造ではできません…。』『どうやったら、うちの園でも導入できるのでしょうか…。』と悩む声も見受けられました。
子ども達を取り巻く環境には、遊び・食事・運動・音楽などがあり、それぞれが成長に欠かせないものですね。
そして、その一つ一つに職員それぞれの「理想の保育」や「大切にしたいこと」があるのではないでしょうか。
今日は、オンラインサロン内で話題となった「ランチルーム形式」について共有したいと思います。
最後にはクローバーカフェについてもご紹介しています。当日はぜひ、思いを共有しましょう!
記事を読み感じたことがあればお聞かせくださいね^^
ランチルーム形式とは?
近年では将来を担う子ども達の「食育」へ注目が集まっており、ランチルームは共働き世帯が増えたことなどを背景に、家庭とは別で「食育」を行う場として活用されています。
ランチルーム形式を取り入れている学校や園での大きな変化は、『教室で給食を食べる』形から、ご飯の時間には『子ども達がランチルームに集まってご飯を食べる』という形が取られていることです。
ランチルームの特徴は学校や園によりさまざまですが、「学年の違う子ども達が一緒になって食べる」「自分が座りたい席で食べる」「料理しているところが見える」などの工夫がされています。
保育コミュニケーション協会のオンラインサロンでは、実際にランチルーム形式を導入している園について共有されました。
ランチルーム形式を導入している園の一例としては、このような流れがとられています。
【ランチルーム形式を導入している園の様子】
- 子ども達が教室で保育者と共に自由に遊ぶ過ごしており、その日のご飯当番さんはその日のメニューを確認し園内で放送する。
- ご飯を楽しみにしている子ども達は水筒を持ちランチルームへ向かう。
- 一方教室には保育者と遊んでいる子や集中してお絵描きをしている子もいて、それぞれのタイミングでランチルームへ向かう。
- ランチルームの席は自由なので、仲の良い友達と座ったりと楽しそうに過ごしている。
- 先に食べ終わった子達から教室へ戻り、各自でお昼寝タイムに入る。
「食育」「ランチルーム形式」の導入によって、
- 子ども達自身が健康について考えるきっかけとなる。
- 地域で育つ食材へ興味を持ち、食材が育つ過程を知ることができる。
- 年齢を超えた交流やコミュニケーションが生まれる。
- 「みんなで食べる時間が楽しい!」と感じられる。
- 「食べたいときに食べられる」から、完食してもらえる。
などのメリットが期待できるとされています。
ランチルームって実際どう?
ランチルーム形式は、子ども達への食育という面でもさまざまなメリットが感じられるのではないでしょうか。
保育コミュニケーション協会のオンラインサロンでは、実際に「ランチルーム形式」を導入している園に勤めている保育者もいて、活発な情報共有の場となりました。
【ランチルームについてサロン内での声(一部抜粋)】
- この形式でのランチルームは、3年前主任研修で話題になり私のあこがれです。
しかし今の保育園の構造では難しく、一斉給食をやめて子どもが食べたいときに食べる形式にしたいと思い続けています。- うちの園もランチルーム形式、ご飯の時間自由です!!
でも、「いただきます」を一緒にした方がいいとの意見もあります。- ランチルーム形式は、それなりの場所が必要なことや職員の休憩時間の確保も難しく、乗り越える壁が厚いと感じています。
- ランチルーム形式は取れていませんが、できるだけその子の食べたいタイミングを尊重しようという気持ちに変化しています。
- うちの園も3年前から始めました。
子どもは、食べたい時間にランチルームに行き、自分の食べる分だけよそうと言う事で、楽しんで食べている様子が伺えます。それまで使っていた食器は重くて、子どもたちが持ちづらそうな事から、食器まで変えて、食べたら洗う所まで行うという一連の流れみたいなものが出来て、とても良かったです。しかし現在はコロナ禍で全てがストップしてしまっています。- 「集団」の中で「個を尊重する」バランスを園内で見出していけるといいですね。
- ランチルーム、素敵ですね!うちは給食施設がない幼稚園なのですが、ランチルームには憧れています。クラスや学年の区別なく、一緒の空間を楽しめたり、自分で遊びの区切りを決められたら、好き嫌いも減りそうですし、時間のメリハリが付きそうですね。
このように、ランチルーム形式についてサロン内で情報共有が進む中では、
◇それぞれの『理想の保育』についてお互いに分かち合い、
◇ランチルーム形式を作り上げていくために課題となっていることに気づき、
◇『ランチルームの形式の実現は難しいけど、その子のタイミングを尊重しよう』という気持ちの変化を感じながら、
◇どうやったら同じ方向を向くことができ、何を大切にしたいのか
など、それぞれが保育と向き合う時間となりました^^
「園での困りごとをみんなで考えていきませんか?」
10月16日、クローバーカフェを開催します!
今回のテーマは「こんなときどうする?困った食事シーン」についてです。
◇日 時:2022年10月16日(日) 19:30~
◇参加費:一般・無料会員の方【1100円】、サロンメンバー【無料】
◇参加方法:ZOOM
◇こんな方にオススメ!
…他園の保育者と情報共有してみたい方
…保育コミュニケーション協会の雰囲気を感じてみたい方
…園での保育のヒントを得たい方【当日のプログラム】
1.松原よりオンラインサロン紹介
2.今回のテーマについて
~松原よりテーマに関する現状とポイント解説・課題の問い掛け
~ファシリテーターより、分かち合いの場
~グループでの情報共有・相談・全体でのシェアあり
3.次回予告
~今後のスピンオフ企画・ローズ定例会・お話し会(割引あり)についてのご紹介
各園での取り組みを持ち寄りながら、解決の糸口を見つけてみませんか?
日々のオンラインサロンの雰囲気を感じられる良い機会となると思います^^
リラックスしてご参加くださいね♪
詳細・お申し込みはこちら▶︎https://clover20221016.peatix.com/view