アドバイスは相手の世界観の外に【コーチングアドバンスコース】2022年3月スタート第4回目開催レポート

本日は、保育コミュニケーション協会 コーチングアドバンスコースのzoom4を開催いたしました。

相手のお話を聞いているつもりが…
ついむくむくとアドバイスが出てきてしまう、ということはありませんか?
これは、コーチングを学び始めた人が悶々とするテーマでもあります。

言いたい…知ってる… いやいや、相手は答えを持っている――。
そんなふうに悶々としている時点で、じつは相手の話が聞こえなくなって自分に意識が向いている状態なのではないでしょうか。 それに気が付いたら、自分の中のもやもやは横に置き、相手の中に広がる世界にじっくりと耳を傾けてその世界観を味合わせていただく。
そうすると自分自身の幅も広がっていきます。

今回は、幼い頃に好きだった遊びを入り口に、それぞれの中に広がる世界観に旅をさせていただくひとときでした。

▼【コーチングアドバンス実践】の詳細はこちらから
https://hoiku-communication.com/schedule/coaching_online_advance/

2022年3月コーチングアドバンスコース

香先生からの振り返り

第4回目のテーマは、『世界観を味わう』でした。

これまで3回コースを終えたのですが、1回目は好奇心をもって聴いてみる。2回目は自己管理しながら。3回目は価値観をひっくるめて。4回目、じゃあ世界観てどういうこと?と思った方は多いのではないでしょうか。
実は、1回目から4回目までテーマはつながっているのです。

つまり相手の世界に好奇心をもって向き合っていくことが大事。先入観があると相手の世界が見えない自己管理も大事だし、価値観というものを一人ひとりもっている。それを踏まえた上での世界観を味わう。

例えば、クライアントがいるけれど、クライアントの世界を聴き、コーチが寄り添うことでわかることがあります。クライアントは、コーチに聴いてもらうことで気づく。なのでコーチはクライアントにアドバイスなんていらない。アドバイスはコーチの枠組みであるのです。何故なら、クライアントは答えをもっているからです。コーチは、クライアントの魅力に寄り添い引き出してあげるということを、デモセッションやグループセッションをして感じました。

そして、『選択する力』

これが今回難しかった!というのが私が感じたことです。1つの話をしていて、違う視点を捉えたらどういう風に見える?と、視点を変えることで、クライアントの引き出しを増やしてあげることになります。ですが、私もセッションに入らせて頂いたのですが、美里先生が「それは2つ目の視点ですよ。」言ってくださるまで私はわかりませんでした。中々視点を見つけることができず、クライアントに選択してもらえることができなかったのが反省です。みなさんもセッション後に戻って来られた時は、こんな感じかな?という状態でした。これは一度皆さんと次回までに勉強できる時間があればいいなと感じた4回目でした。

今回も素敵な時間を共有でき、ありがとうございました。次回もよろしくお願い致します。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
個人セッションのような雰囲気でスタートした感じでした。自分の気付きを何回か話す機会があり、話す事で忙しい日々の緊張感が緩んだ感覚になりました。 目の前の人はみんなベストを尽くしてる、 という言葉がストンと入ってきました。 まさに視点を変える手がかりになりそうです。相手に、他の視点で見ると、と言ってみるその場面は考えるとドキドキします。


【コーチングアドバンス実践】の詳細はこちらから

 
 

関連リンク

感情が揺れ動くとき〜ねがい・大切にしたいこと・価値観【コーチングアドバンスコース】2022年3月スタート第3回目開催レポート
自分に気付く、耳を傾けることがコーチングにつながる【コーチングアドバンスコース】2022年3月スタート第2回目開催レポート
つい訪れる先入観や評価判断【コーチングアドバンスコース】2022年3月スタート第1回目開催レポート

コメントを残す