保育現場とコーチングは、相性がいい 「 保育コーチング入門講座」開催レポート

子どもとのやりとりでは、引くに引けなくなってしまったり…。
保護者には「子どもの気持ちを代弁」を押し付けて距離が生まれてしまったり…。
職員間では使命感の強さで、上司や先輩とぶつかってしまう…。

コーチングを学ぶ前の私は、不器用で思いばかりが空回りしてしまい、そんな自分に落ち込むことの多い毎日でした。
コーチングを学んでからは、子どもたちとのやり取りを「面白い!」と思えるようになり、保護者の方の見ている世界にそっと寄り添える自分に変わりました。
職員とのコミュニケーションでも、「人それぞれ違う世界観を持っているんだ」と実感する場面が増え、たくさんの学びを得られるようになりました。
一言で言うと、私は「人」に魅了され、人との出会いや、一緒に何かを作り上げることが心から楽しくなったのです。
実ははコーチングって、保育の現場にとても相性がいいと思うのです。

保育コミュニケーション協会にて、保育コーチング入門講座を開催いたしました。
当日の流れは、

1.保育におけるさまざまな場面
2.コーチングとは
3.デモ・セッション
4.日常で役立つ4つのエッセンス
5.実践チャレンジ
6.明日への一歩

~という流れで進めてまいりました。

<いただいた感想を一部ご紹介いたします>

「自分ではなく相手に焦点を当てる方法を試してみたら、気持ちが前向きになったり、楽になったりして、解決に向かいやすくなると感じました。相手が答えを持っていると信じて寄り添うことが大切なんですね。逆に、自分に意識が向きすぎていると、相手にうまく伝わらないこともあるんだと気づきました。これからの対応の参考になると実感しています。」

「一緒にデモセッションを見ていると、気づきのポイントが人それぞれ違うのも興味深かったです。その多様な視点が、お互いの学びにつながると感じました。また、日常生活でどう実践していけばいいのか、リアルな意見を聞いた上で研修を受けられたので、とても勉強になりました。」


今回は、入門編。
ふだんの自分自身を振り返るご褒美タイムを過ごしながらじっくりと練習を重ねていく。
保育コーチングベーシックコース五回講座は、3月スタートにて準備を進めております。
興味をお持ちくださった方、またお知らせさせていただきますね。