子どもたちの笑顔を守るために ~みんなで一緒に考える「安全」のこと~
保育現場で働く皆さん、お疲れ様です。毎日、子どもたちの元気な声に包まれながら、「今日も一日、みんなが安全に過ごせますように」と願いながらお仕事をされていることと思います。
そんな中で、ふと「これで大丈夫かな?」と不安に思ったり、「もっと安全について知りたいな」と感じたりすることはありませんか?
今日は、そんな皆さんの想いに寄り添う「子ども安全検定」についてお話しさせていただきます。
Contents
保育現場で大切にされてきた「気持ち」
これまでの保育現場では、先輩から後輩へ、多くの大切なことが受け継がれてきました。
「子どもたちから目を離さないようにね」
「危ないところには近づけないようにしようね」
「みんなが怪我をしないよう、しっかり見守ろうね」
こうした温かい言葉とともに、子どもたちを守る気持ちが受け継がれてきたのです。この「子どもを大切に思う心」こそが、保育の質を支えてきた大きな力だったと思います。
長年保育現場で働いてこられたベテランの先生方の「これは危ないかも」という直感や、「こうすると子どもたちが安心するよ」という経験に基づいたアドバイスは、本当に貴重なものです。
でも時々、「なぜそうするのか」「どうしてそれが大切なのか」という理由が分からないまま、見よう見まねで覚えることもありますよね。そして新しく入ってきた職員さんに教えるとき、「うまく説明できないな」と感じることもあるのではないでしょうか。
みんなで共有できる「安全の知識」
もし、これまで大切にされてきた経験や直感を、もっと分かりやすい形でみんなで共有できたらどうでしょう?
新人の先生も、転職してきた先生も、パートの先生も、みんなが同じ安全の知識を持っていたら、もっと安心して子どもたちと向き合えるかもしれません。
- 「なぜ?」が分かると安心できる
「なぜこれが危険なのか」
「どうしてこの方法が効果的なのか」
その理由が分かると、より確信を持って行動できるようになります。 - みんなで話し合える
同じ知識をベースにしていると、「こんなときはどうしよう?」「もっと良い方法はないかな?」といった相談や話し合いがしやすくなります。 - 新しい発見がある
子どもの安全について体系的に学ぶことで、「そうだったんだ!」という新しい発見があるかもしれません。
子ども安全検定って何だろう?
子ども安全検定は、これまで保育現場で大切にされてきた「子どもを守りたい」という気持ちを、より確かな知識と技術で支えるためのものです。
決して今までの保育を否定するものではありません。むしろ、皆さんが日々大切にしてこられたことを、もっと自信を持って続けていけるようサポートしたいと考えています。
- やさしく学べる安全の知識
難しい専門用語ばかりではなく、日常の保育の中で「あ、これのことだ」と実感できるような、親しみやすい内容になっています。 - 実際に使える技術
机上の理論だけでなく、明日からの保育で「やってみよう」と思える、実践的な内容を大切にしています。 - みんなでつながる安心感
全国の保育現場で同じ知識を学んだ仲間がいるという安心感も、きっと皆さんの力になると思います。
気軽に参加できる学びの場
子ども安全検定にご興味を持っていただいた方に、まずは気軽に参加していただける「子どもの安全を守るオンラインセミナー」をご用意しています。
1. 保育現場のお話を一緒に考えてみましょう
「こんなことがあったんだけど、みなさんならどうしますか?」といった、身近な事例を一緒に考える時間があります。
2. 安全を守る3つのポイント
- 見る: 「あ、これは気をつけた方がいいかも」と気づく力
- 考える: 「この場合はどうしよう?」と判断する力
- 動く: 「こうしてみよう」と行動する力
この3つを、分かりやすくお伝えします。
3. みんなで感じる「気づき」の時間
参加者の皆さんと一緒に、「そうそう、そういうことあるある!」「なるほど、そんな方法もあるんですね」といった発見を共有する時間も大切にしています。
4. 明日から試してみたくなるヒント
終わったとき、「明日、これを意識してみよう」と思えるような、具体的なヒントをお持ち帰りいただけます。
参加すると、こんな気持ちになれる
- 「あ、私もできそう」という自信
今まで何となく不安だったことも、「これでいいんだ」という確信が持てるようになります。 - 「みんな同じことで悩んでるんだ」という安心感
他の園の先生方とお話しすることで、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」という安心感を得られます。 - 「新しいことを知れて嬉しい」という喜び
「そうだったんだ!」「今度やってみよう!」という、学ぶ楽しさを感じていただけると思います。 - 「子どもたちがより安心できそう」という希望
学んだことを活かすことで、子どもたちにとってもっと安心できる環境を作れそうな気持ちになれます。 - 「同僚にも教えてあげたい」という思い
良いことを知ったら、一緒に働く仲間にも教えてあげたくなりますよね。
10月の開催スケジュール
みなさんのご都合に合わせて、4回開催します:
- 10月9日(木)20:00-21:00
- 10月14日(火)17:00-18:00
- 10月25日(土)17:00-18:00
- 10月27日(月)13:30-14:30
ご都合の良い日程を選んでくださいね。
こんな方に特におすすめです
- 新人の保育士さん: 「安全について、もっと知りたい」と思っている方
- 経験豊富な先生: 「今の知識で大丈夫かな?」と確認したい方
- 主任・園長先生: 「園全体の安全意識を高めたい」と考えている方
- 保護者の方: 「家庭でも安全について学びたい」という方
- 学童の先生: 「放課後の安全について考えたい」という方
一緒に学ぶって、素敵なこと
子どもたちの安全を守ることは、一人だけでできることではありません。みんなで知識を共有し、経験を分かち合い、お互いに支え合うことで、より良い保育環境を作っていけるのだと思います。
「子どもの安全を守るオンラインセミナー」は、そんな「一緒に学ぶ」ことの楽しさや大切さを感じていただける場になればと願っています。
1時間という短い時間ですが、きっと何か新しい発見や気づきがあると思います。「参加してよかった」「明日からの保育が楽しみ」そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
「安全について、もっと学んでみたいな」
「他の園の先生たちはどうしているんだろう?」
「新しいことを知って、保育に活かしたいな」
そんな気持ちをお持ちの方は、ぜひ気軽にご参加ください。きっと、素敵な出会いや発見が待っていると思います。
詳細情報とお申し込みについては、公式サイトをご確認ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
👉 https://kodomoanzenkentei.com/kodomo_anzen_online/
保育コミュニケーション協会 代表
松原 美里
北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。
保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。
横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、
子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。
「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・
心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。
保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。
大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。
幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。
2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。
2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。