「笑顔あふれる保育のための安全意識」増田修治先生が語る~今、私たちにできる「安全意識」とは~
――白梅短期大学 元教授・増田修治先生をお迎えして
子どもたちが思いっきりチャレンジできる環境を、保育の現場からつくっていきたい。
そんな願いから、私たちが取り組んできた「子ども安全検定」。
構想から準備を始めて、気がつけばもう1年半。
このたびクラウドファンディングをスタートするにあたり、初期の段階からずっとご相談に乗ってくださり、試験問題の監修にも関わってくださっている、白梅短期大学・元教授の 増田修治先生 をお迎えして、
「笑顔あふれる保育のための安全意識」についてお話を伺いました。
子どもたちの笑顔を守るために
大切なこと。
それは、チャレンジを応援するための“安全な見守り”です。
もちろん、私たち保育者は「わかっている」つもりではあります。
けれど、日々の忙しさの中で、うっかり見落としてしまうこともあるのではないでしょうか。
「そのときは、たまたま大丈夫だった」
――でも、いつもそうとは限らないのが現実です。
私たちは、うまくいっているときほど「できている」と思いがち。
でも、上手にいっている配慮ほど、実は目に見えにくく、
“気づかないリスク”を生んでしまうこともあります。
「見える化」と「言語化」
そこで大切なのが、「見える化」と「言語化」です。
「こういうシーンでは、こんなことが起きうる」
――そんな視点を事前に共有できていたら、子どもたちのチャレンジも、もっと安全に、もっと豊かになるはず。
たとえば子どもが「できること」が増えるのは喜びですが、その一方で「これまでになかった大変さ」が生まれる場面も増えてきます。
だからこそ、現場で積み重ねてきた“暗黙知”を共有し合えるしくみが必要だと、私たちは考えました。
そのひとつの形が、「子ども安全検定」なのです。
このたびのインタビューでは、その構想段階から私たちを支え続けてくださっている増田先生に、子どもの育ちと“安全”の関係について、わかりやすく、温かく語っていただきました。
子どもたちの「やってみたい!」を応援するために、今、私たち大人ができることを、あらためて一緒に考えてみませんか?
🌱動画での対談はこちらからご覧いただけます:
<詳細は、動画をご覧ください>
現場の“力”を未来へつなぐバトン「子ども安全検定」
あたたかなご支援、そしてシェアでの応援をいただけましたら嬉しいです。
🌱プロジェクト詳細・ご支援はこちらから(5月26日10時よりOPEN)
👉 https://readyfor.jp/projects/kodomoanzenkentei
保育コミュニケーション協会代表:松原美里
北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。 横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。 「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。 保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。
大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。 幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。
2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。