身近な場とは?
こんにちは、松原です。
「場」ということを意識したことはありますか?
場とは、人がいるとその周りに生まれる
空気感や雰囲気のことであり、
その人の在り方や人柄・価値観が反映されてきます。
たとえば、クラス。
担任の先生によって、そのクラスの雰囲気が違うのを
感じることもあるのではないでしょうか。
毎年子どもはちがっていても、その先生が受け持つクラスには
独特の空気感があります。
一人の先生の「場」があれば、
複数担任で組む時の「場」もあります。
ほんわかした先生とてきぱきした先生とのクラスでは
包容力とメリハリがあるクラスになったりします。
「場」には、そこに関わる人の
在り方や関係性が反映されるのです。
複数担任同士が良い関係性だと温かく前向きな場に。
ぎこちない関係性だと、
なんとなく居心地のよくない場(クラス)に
なるのではないでしょうか。
そう思うと、保育者は常に
子どもや人の集う「場」に触れるお仕事なのです。
これが、「会議」という
さまざまな先生たちが一堂に会する場だと・・・
出席するさまざまな人の日頃の関係性や
その時に気になっていることなどが
場に反映されてくるため
「活気があり、意見が言いやすい会議の場」
になることもあれば
「シーンとしてうつむき、意見が出にくい会議」
になることもあります。
「場」は、クラスや会議といった公の場だけではありません。
たとえば、、、
・休憩室
・事務所
・更衣室
・井戸端会議
~などなど、
さまざまな場があることに気が付くのではないでしょうか。
私たちは様々な場に接しています。
さて、あなたの身近な「場」には、どんな場がありますか?
その「場」の空気感は、どんな雰囲気ですか?
アンテナを立てて過ごしてみると、
面白い発見があるかもしれません。
ここを踏まえた上で、
どう「場」にかかわっていくのかを考えていくことが
居心地の良いコミュニケーションのコツになります。