「便利」と「考える力」は両立しないのか?便利さは悪!? ーおだんご先生とのコラボ企画準備中ー
保育士のために行事やルールなどを、かわいい絵と分かりやすい紙芝居で提案されている、おだんご先生。
「保育教材を、保育士さんの自腊ではなく園で。園の宝としてみんなで活用し、本当に大切なこと──子どもとのやり取りに時間を使ってほしい」
そんな思いで活動をされています。
とはいえ…園長や施設長・主任の目線から考えると、こんな思いもあるのではないでしょうか。
「あるものを使うのは便利でいいけれども、考えなくなってしまうのでは…?」

園長・施設長の目線からの葛藤
自分で情報を集めて、考えて子どもたちと向き合う中で、「本当に伝えたい思いはこれ」「だから、今日の日を楽しもう」あるいは「備えよう」と思えるのではないでしょうか。できれば…工夫してほしいなぁ…と。
かつての私たちも、そうして育てていただいた体験があるからです。
「成長してほしい」という思いはある。けれども、本当にそうなのでしょうか。
力が付く前に、疲弊して辞めてしまう人も少なくありません。
便利さ=ラクをしている=いけないこと?
ともすれば私たちは、「便利さ=ラクをしている=いけないことだ!」という思いを抱いてしまうことがあります。
けれども、本当にそうなのでしょうか?
守破離の観点から考えてみると、こんな風に捉えることもできるかもしれません。
「守」──はじめの2年目くらいまでは、”型”に学べる環境があってもよいのかもしれません。
「破」──力がついてきたら、アレンジを加えて自分らしく。
「離」──保育者からのかかわりで、目の前の子どもたちと一緒に創る場が実現していく。
おだんご先生とコラボ動画を準備中
今回は、おだんご先生と一緒に「”便利”と”考える力”は両立しない~便利さは悪!? 保育の楽しさが主体性につながる」といった観点で、コラボ動画を準備しています。
このテーマが日常のさまざまな場面に置き換えて、「本当に大切なこと」を見つめ直す機会になれば幸いです。
どうぞ、お楽しみに!
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