落ち込んだ時の気持ちの立て直し方〜パペット!?ポジティブ、ありのままで【リリー相談会】2024年10月レポート

他の園の優れた取り組みを学び、自園に導入しようとする姿勢。これは高い意識と向上心の表れであり、素晴らしいことです。
しかし、実際に新しい取り組みを進めていく過程では、いくつかの課題に直面することがあります。

  • 施設形態の違い
  • 地域特有の事情
  • 予期せぬ新たな課題の発生

これらの要因により、いろいろな面で修正や試行錯誤が必要になることがあるのではないでしょうか。

保育コミュニケーション協会が主催するオンラインサロン「リリー相談会」では、こうした課題に対応するための場を提供しています。

相談会の前半は、以下の内容です。

  • 松原による研修内容の共有
  • 参加メンバーによる各園の取り組みや課題の報告

最近の傾向として、U理論を用いた学び直しが重視されています。過去の学びと日常の実践を照らし合わせて考える貴重な機会となりました。

保育園では、環境構成の改善、誰でも通園できる制度の導入、子どもの主体性を尊重した日常活動など、様々な取り組みが行われています。これらの取り組みを振り返ることは、実は非常に重要なプロセスです。

園全体で「こうしたらどうだろう」「あの方法はどうかな」と試行錯誤を重ねる中で実践的なノウハウが蓄積されていき、職員間で同じ方向性を共有できるチームワークが育まれるのではないでしょうか。

「大変だ、どうしたらいいんだろう、と悩んでいましたが、こうして振り返ってみると実は上手くいっていた!」
「単に気持ちが落ち着かなかっただけだった」
という気づきを得て、安心した表情も見られました。

後半では、10月のプレゼンテーターから「落ち込んだり焦ったりした時の気持ちの立て直し方」について質問がありました。
参加者はブレイクアウトルームに分かれて、以下のような方法を共有しました。

  • 「ハハハハ」とひとまず笑ってみることで、ポジティブな雰囲気を作り出す
  • ネガティブな状況の中でも、うまくいっている側面を見つけて後押しをしてみる
  • パペット(人形)を使って場の雰囲気を変える

参加者は日々の保育現場でのエピソードを交えながら、和やかに意見を交換しました。

松原より「前向きになることも大切ですが、まずは自分のありのままの気持ちをしっかり受け止めてあげてください。『そうだよね~』って、自分を優しく抱きしめるような気持ちで。そうしないと、感情が漏れ出しちゃうことがありますよ。」

その言葉に、参加者の一人が「どうやら私、漏れちゃってたみたいです」と反応し、一同爆笑。
「漏れると危険な香りになりますので、まずはありのままの自分を大切にしましょうね!」と締めくくり、今月も幕を下ろしたのでした。

あらためて、リリーさんは園を超えた事例共有と相談の場として、とっても良い場になっているなと感じました。保育現場での様々な取り組みや課題に対して、振り返りと共有の機会を持つことは非常に重要です。それにより、個々の保育士の成長だけでなく、園全体としての発展にもつながっていくと感じています。

そんなリリーさんの仲間になりませんか?

▼前を向いて行く管理職のための相談&対話会:リリー

▼参加者が主役~ワイワイ他園と交流しながらアイディア交換:ローズ

▼システムを読み解き、先手を打つ:カトレア

「・・・とはいえ、なかなか勇気が要る」~というあなたへ。

▼まずは気軽に 11月9日(土)のクローバーラウンジにいらっしゃいませんか?

参加者の感想を一部ご紹介します

U理論から自身の在り方がどうあれば良いのか改めて考えるきっかけとなりました。 自分自身を認めてあげる事もこれから大切にしていきたいと思いました。今まさに困っている事をここで学ぶ事が出来、ありがたかったです。
松原先生のお話から、U理論の学び直しをしなくてはと思いました。また、きったかちゃんのプレゼンは、自身の園長時代を思い出し、園長としての在り方を改めて考えさせられました。自分の機嫌は自分でとらなくてはならない立場ですが、園長だって人間だもの。(by相田みつをw)みなさんの温かいエールが場の空気を包む勇気がわく時間でした。

 

オンラインサロン新展開の現状と、ご案内

オンラインサロン新展開の現状と、ご案内~ローズ・リリー・カトレア・プレミアム・法人

関連リンク

ソフト面の足並みを揃える真ん中には、理念を【リリー相談会】2024年8月レポート
分かち合うことで未来が開ける【リリー相談会】2024年7月レポート
世代のバトンを、どう渡していくか?【リリー相談会】2024年3月レポート