ハラスメントと要対協ケース 『ともに生きる、関係性の土台を大切に』【リリー相談会】2024年11月レポート

保育コミュニケーション協会が主催するオンラインサロン「リリー相談会」では、松原が全国各地の研修を通じて得た発見や学びをシェアしながら、リーダーや管理職の方々が集まり、保育の現場での悩みや課題について対話を通して深め、日々の業務に役立つ気づきを持ち帰る場を提供しています。

今回の「リリー相談会」では、前半で「ハラスメント研修の現状」について、後半では「3世代の親子関係をどう担当するか」というテーマで話し合いました。職員、保護者、そして子どもたちを取り巻く状況について、さまざまな視点を持ち寄り語り合うことができ、現場の理解を深める貴重なひとときとなりました。

最近、いろいろなことが「ハラスメント」の切り口で語られますが、簡単に言うと、「お互いに嫌な思いをしないこと」が大切なのではないでしょうか。 ただ、立場が付いてくると、相手の気持ちを理解するのが難しくなることもある…と、悶々とした胸の内を、語ってくれるメンバーたち。

<要保護児童対策地域協議会で経過観察をしているケースとの向き合い方について>

特別な支援が必要な子どもたちと接するとき、「何もしてあげられない」って感じることありませんか?無力感から
もどかしい思いになることも。でも、実は困難を抱えている家庭にとって、子どもをそばで支えてくれる人がいるだけで、とても心強いのではないでしょうか。

人と人との関係の基本は、「一緒に過ごすこと」「共に生きること」なのかもしれません。お互いの違いを尊重することは、言葉で言うほど簡単ではありませんが、その過程で試行錯誤することも大切な宝物ですよね。

保育コミュニケーション協会のオンラインサロン「リリー」では、共に学び、支え合う仲間を募集しています。お気軽にお声がけくださいね♪

▼前を向いて行く管理職のための相談&対話会:リリー

▼参加者が主役~ワイワイ他園と交流しながらアイディア交換:ローズ

▼システムを読み解き、先手を打つ:カトレア

「・・・とはいえ、なかなか勇気が要る」~というあなたへ。

▼まずは気軽に 11月9日(土)のクローバーラウンジにいらっしゃいませんか?

参加者の感想を一部ご紹介します

かおりん先生のお話ではすごく難しいケースだと思いましたが、グループでお話を聞いたように、まずは私も何気ない日常の会話を普段からするようにして保護者に心を開いてもらうことからはじめていこうと思いました。保護者対応について、最近思うことが園でもあったので平等に1人ひとりの保護者との関係をしっかりつくっていき、いざとなった時に保護者から頼ってもらったり辛いことをポロッと言ってもらえるような関係をつくっていきたいです。
ハラスメント、保護者支援、何方も相手との距離感が大切。寄り添い相手の話を聴く。伝え方と言葉が一方的になると思わぬ方向へ進んでしまう。 グルーブワーク、全体シェアで今の自分を振り返り、「寄り添いば大丈夫?相手を理解しようとしている?」気持ちがずっしりしました。
ハラスメントについては私も若い時からの経験を今はしないように気をつけて職場で過ごしていたつもりでしたが、ホワイトハラスメントという言葉も知り、どこまでが…という線引きが難しいなと思いましたが、相手が嫌な思いにならない関わり方を真摯にしていきたいと思いました。職員の人間関係が良好であれば不適切保育を防ぐというところにもつながると思うので、気をつけていきたいです。

オンラインサロン新展開の現状と、ご案内

オンラインサロン新展開の現状と、ご案内~ローズ・リリー・カトレア・プレミアム・法人

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