保育現場の安全を支えるカギは、保育者間のコミュニケーション「リリー相談会」2025年1月レポート

今回は、よく使う言葉について、少し深く考えてみました。 「安心・安全」って、私たちよく使いますよね。でも、本当の意味を理解して使えているかな?って、ふと思ったんです。

保育コミュニケーション協会オンラインサロンの「リリー相談会」では、代表の松原が全国各地の研修を通じて気づいたことや感じたことをシェアしながら、リーダーや管理職の方々がそれぞれの保育園で抱えている課題を、対話によって深めて、気付きを持ち帰る場です。

今回の「リリー相談会」では、話を進めるうちにモヤモヤしてきた「安心・安全」というキーワードについて、掛札先生に相談させていただき、その中でこんなヒントをいただきました。

  • 安心は「主観」
     だからこそ、人によって感じ方が違うんですよね。
     「まぁいいか」「見守ろう」「危ないよ」…こういった判断、どう進めていく?

 → 大事なのは、コミュニケーションを通じて「何を大切にしたいのか」をみんなで見つけること。

  • 安全は「客観」
     誰が見ても分かる基準や規定がある、ということ。
     この基準をもとに、みんなでどう意識を共有していくかがポイントです。

この視点をもとに、各園での取り組みや職員間のコミュニケーションについて、ブレイクアウトルームで振り返りを行いました。その中で、「やっぱり、安全を支えるカギは職員同士のコミュニケーションだよね」という意見に、一同深く頷きました。

また、今月のプレゼンターからは、こんな話題も。
「なりたい職業ベスト10にランクインし続けている保育士ですが、実際に就職する人は減っています。その原因は何でしょう?」
「今の時代に合った働き方って、どんなものだろう?」

こうした問いをみんなで語り合い、じっくり考える時間になりました。

保育コミュニケーション協会オンラインサロン
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▼前を向いて行く管理職のための相談&対話会:リリー

▼参加者が主役~ワイワイ他園と交流しながらアイディア交換:ローズ

▼システムを読み解き、先手を打つ:カトレア

参加者の感想を一部ご紹介します

安心、安全にしても、主体性にしても、休憩時間などについても、全てに共通しているのは人それぞれ、多様性だなということを感じました。変えていくことは大変だけれど、変化させることに無駄なことはない、というのもとても印象に残りました。

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