新学期のバタバタを安心・嬉しさに変える認知の声かけ
新たなクラスが始まり…新しい子どもたちとの関係性を紡ぐ季節。
子どもたちも、不安でいっぱいの中
なかなか泣き止まない子や、トラブルが続出し…
「このクラス、本当に私が担任でやっていけるのだろうか…?」
~と、不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不安ですよね…。
このまま一年間、こんな状態だったらどうしよう…。
一日が終わると、くたくたになってしまったり…。
初めのうちは、立ち上がれないほどグッタリしてしまうのではないでしょうか。
「こんな調子で、私本当に1年間 もつのだろうか…。。」
~そんな風に、不安を感じる方も少なくありません。
とはいえ・・・この状態が一年間続くことはありません。
4月の後半になるにつれて、少しずつ落ち着いていきます。
(GWでまた、少し戻るのですが♨)
じつは子どもたちは、
泣きながら自分の今いる状況を受け入れ、
適応しようと模索をしています。
ちょっと視点を変えると
私たちにも、いろいろな仕事が重なって
いっぱいいっぱいになった時に
「もう、できないよ」
などと弱音を吐くことがあるのではないでしょうか。
とはいえ、やらないわけではなく、なんとか頑張ろうと向き合い、
乗り越えようと葛藤している様子に似ていますね。
子どもたちはうまく言葉にできない分、
泣いたり、走り回ったり、
お話を着てほしい、抱きしめてほしい、
甘えを受け止めてほしい…
といったサインで気持ちを表現しています。
ぜひ、
「不安だよね。」
と気持ちを言葉にして寄り添い、
にっこり笑顔で「大丈夫だよ」というメッセージを伝え、
子どもの存在を抱きしめるように受け止めてあげて下さいね。
そして、「一緒に先生と遊ぼうね。」
~と、園内の楽しいことに意識を向けてみましょう。
その子の好きなこと・
興味や関心がある遊具・景色・
環境などに誘うことで
少しずつ気持ちが変化していくでしょう。
その際、コーチングのエッセンスである
「認知」というアプローチを意識してみて下さいね。
認知とは…
その人の魅力・うまくいっていること・素敵なところ・上手なところなど、
ポジティブな側面を言葉にして伝えることです。
つい、忙しいと
「まだ泣いている」
「どうして?」
「○○ちゃんも!?」
…と、うまくいっていないところに
注目してしまいがちですが…
じつは、うまくいっていることも
たくさんあるのではないでしょうか。
たとえば、
「ドキドキしながらもちゃんと保育園に来れたね」
「ママにバイバイできたね」
「おもしろいもの、見つけたね」
「教えてくれて、ありがとう」
「嬉しいね」
~などなど…探してみると、たくさんあるものです。
認知の素敵なところは、
やり取りをするとほっこり心が温かくなること。
気持ちが満たされて、次への意欲につながりやすくなることです。
ぜひ、意識的に”認知”の声かけを心掛けてみて下さいね。
▼コーチングについては、こちらを
https://youtu.be/is21p7QI8wo?si=_WmuIRa1NT6Iwi6f
▼認知について、もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
https://youtu.be/bJjV_g-bmX8?si=ldOIaMahDES_aTd0
子どもは、嬉しいこと・楽しいことを一緒にしてくれる相手のことが大好きです。
ぜひ楽しい時間を一緒に過ごしてくださいね。
保育コーチングでは、子どもも保護者も保育者間のコミュニケーションが楽しくなる
コミュニケーションを身に着けることができます。
ぜひ、お役立てくださいね。
▼詳細は、こちらから