子どもが好き! ~保育を進めていく中で、大人同士の信頼関係を再構築していきたい方へ
自分ではしっかり頑張っているつもりなのに、なぜか空回りしてしまう…。
そんな時は、もしかすると周囲とのボタンの掛け違いや誤解が生じていたり、「相手のために良かれと思って」したことが裏目に出てしまっている時なのかもしれません。
そうした状況になると、これまで何気なくやり取りしてきた会話や同僚との関わりが、急に「あれ?これで大丈夫だったかな?」と不安になってしまったりすることがあります。
同じ日本語を話している職場の仲間なのに、なぜか孤独な気持ちになることもあるかもしれません。
Contents
保育現場でよくある「つながりにくさ」を感じる瞬間
保育の現場では、様々な場面で人との関わりの難しさを感じることがあります。
例えば、保育士として仕事を始めて、なかなかお話を聞いてもらえない子どもとの関係性に向き合おうと思った時。一生懸命話しかけているのに、なぜか心が通じ合わない感じがして、「私の関わり方が間違っているのかな?」と不安になることはありませんか?
ご指導くださる先輩からアドバイスをいただいた時に、うまく答えられない自分との葛藤に悩む時。「期待に応えたいのに、どうしてうまく伝えられないんだろう」と自分を責めてしまうこと。
保護者の方とのやりとりで、子どものためを思って正しいことを伝えたつもりなのに、相手の方が電話を取ってくださらなくなった時。「何が悪かったんだろう?」「どう修復すればいいんだろう?」と途方に暮れることも。
施設長になり、現場の職員の皆さんと同じ景色を見つめることが難しいと感じた時。「みんなと同じように話していたつもりなのに、なぜか距離を感じる」ということや
様々な価値観を持つ保護者の方や職員の皆さんと手をつなぐコミュニケーションの中で、「どうすればみんなが安心できるんだろう?」と悩むこともあるのではないでしょうか。
これらは「次のステージ」への成長のサイン
でも、もしかするとこうした体験は、次のステージへと階段を上っていくために、人とのつながり方を見つめ直すチャンスなのかもしれません。
つまり、今感じている「うまくいかなさ」は、あなたがより深い人間関係を築こうとしている証拠であり、成長の機会でもあるということです。
関係性の見つめ直しが必要な理由
私たちは日々、無意識のうちに人との関わり方のパターンを身につけています。でも、時にはそのパターンを意識的に見つめ直し、より良いコミュニケーションの方法を学ぶことが大切です。
特に保育現場では
- 子どもたちの成長段階に応じた関わり方
- 多様な背景を持つ保護者の方との信頼関係構築
- 異なる経験や価値観を持つ同僚との協働
- リーダーシップを発揮しながらも親しみやすい関係性の維持
こうした複雑で繊細なコミュニケーションが求められるからです。
専門家と一緒に学ぶ特別な機会
そこで今回、皆さんにご紹介したいのが、関係性について深く学べる特別なワークショップです。
このワークショップでは、「保育園の笑顔」という取り組みで実際に園内の関係性ワークショップを開催され、現在は保育コミュニケーション協会オンラインサロン プレミアム会員のパーソナルコーチングを担当いただいている川添コーチと、アサーション(自己表現)や関係性に関わるお仕事を長年重ねてこられた中村コーチにナビゲーターを務めていただきます。
実践経験豊富な講師陣
川添コーチは、実際の保育現場で関係性の改善に取り組んできた経験を持ち、一対一のパーソナルコーチングを通じて多くの保育者の方々の成長をサポートされてきました。
中村コーチは、アサーション(相手も自分も大切にしたコミュニケーション)の専門家として、様々な職場での人間関係改善に携わってこられました。
このお二人のコーチが、皆さんの関係性の悩みに寄り添いながら、実践的なヒントをお伝えします。
このワークショップで得られること
- 自分のコミュニケーションパターンの気づき
なぜ空回りしてしまうのか、その背景にある自分の思考や行動パターンを理解できます。 - 相手の立場に立った視点
相手が何を求め、何を大切にしているのかを理解するための視点を身につけられます。 - 実践的なコミュニケーションスキル
明日からの職場で実際に使える、具体的なコミュニケーション技術を学べます。 - 信頼関係構築の具体的方法
長期的に良い関係性を築くための、段階的なアプローチを理解できます。 - リアルな気づきと学び
参加者同士の対話やワークを通じて、リアルで実践的な気づきを持ち帰ることができます。
このワークショップは、忙しい日常を離れて、じっくりと自分の関係性について向き合う貴重な時間となります。
普段は「忙しくて考える時間がない」「一人で悩んでいてもなかなか答えが見つからない」という方にとって、専門家の視点と参加者同士の学び合いを通じて、新しい発見や気づきを得られる機会です。
こんな方におすすめです
- 一生懸命頑張っているのに、なぜか人間関係で悩むことが多い方
- 子どもたちや保護者、同僚との関係をより良くしたいと思っている方
- 自分のコミュニケーションの特徴や課題を客観的に知りたい方
- 管理職として、より良いチーム作りをしていきたい方
- 人間関係の悩みを一人で抱え込んでしまいがちな方
人との関係は、一度構築されると「このままでいいか」と見直す機会がなかなか持てません。
でも、時には立ち止まって、「もっと良い関係性を築けるのではないか?」「もっとお互いが心地よく過ごせる方法があるのではないか?」と考えてみることが大切です。
特に保育現場では、私たちの関係性が子どもたちにも大きな影響を与えます。大人同士が信頼し合い、温かい関係性を築いている職場で過ごす子どもたちは、自然と人を信頼し、安心して過ごすことができるようになります。
一歩踏み出してみませんか?
ぜひこの機会に、身近な人や仲間との信頼関係を見直してみませんか?
一人で悩んでいた関係性の課題も、専門家のサポートと同じような悩みを持つ仲間との学び合いを通じて、きっと新しい道筋が見えてくると思います。
▼ 詳しい内容とお申し込みはこちら
https://hoiku-communication.com/schedule/20251101_trust_workshop/
皆さんとご一緒できるのを楽しみにしております。
きっと、新しい気づきと温かいつながりが生まれる、素敵な時間になると思います。
定員になり次第締切となりますので、ご興味をお持ちの方はお早めにお申し込みください。
保育コミュニケーション協会 代表
松原 美里
北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。
保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。
横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、
子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。
「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・
心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。
保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。
大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。
幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。
2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。
2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。