【明日から現場で活用してください♩】ファシリテーションを単発で鍛える『ロールプレイ』開催!!
『単発でファシリを鍛え上げたい方!!』
10月30日に【ファシリテーションロールプレイ】にて皆さんでご一緒に練習しましょう^^
当日は「私、こんな場面でのコミュニケーションで悩んでます!」という皆様のお話を、ぜひ持ち寄っていただけませんか?
ファシリテーションロールプレイでは、実際の保育の現場にいそうな役に皆様でなりきりながらファシリテーションを実践していきます。
ぜひ、これまで困ったエピソードや、現在リアルタイムでコミュニケーションに困っている場面をお聞かせください♩
「意見を言うと怒ったようになってしまう相手には、どうしたら良い・・・?」
「衝突を生むことなくコミュニケーションを築くには、どうする・・・?」
というモヤモヤした気持ちを持っていたり、『とにかく今の園の雰囲気や状況を良くしていきたい!』という思いを持っていたりする方、ファシリテーションが上手になりたい方は是非ご参加ください^^
以下では、これまでのロールプレイで実際に設定された役についてもご紹介します。
共感できる部分も多いのではないかと思います^^最後まで要チェックお願いします!
- ファシリテーションロールプレイとは?
- ファシリテーションロールプレイの詳細
- 参加対象者
- これまでの参加者の声
- ファシリテーションに関する情報まとめ
- 最後のメッセージ
ファシリテーションロールプレイとは?
ファシリテーションロールプレイの当日は、保育の現場でありがちな設定のもとファシリテーションを実践していきます。
そのような設定をする理由は「自分以外の人が見ている景色」「受けている感情」を体験するためです。
現場を想定することによって
- 価値観の違うもの同士で成り立つコミュニケーションを体験しながら
- その状況の中で、それぞれの立場にある人がどんな感情を抱いたのかを振り返り
- どういう声掛けや会話の展開ができたらよかったのか
を参加者みんなで考え合える機会を得ることができます。
(実際に、過去のファシリテーションロールプレイで設定された役はこのようになります。)
【ファシリテーションロールプレイで設定された役】
- 古くからいて、その人が意見を言うと他は何も言えない人
- 自分の意見が通らないと『プン!』としてしまう人
- 意見は言わないけれども、思いを持っている(納得しない、渋々)人
- 自分の意見は言えないが、みんなの意見をまとめて役を全うしてる人
- 周りの人に気を遣う管理職
実際の現場では、声をかけるべきか悩んだり、タイミングに迷ったり、”話しかけないでオーラ”をなんとなく感じてうまくコミュニケーションが築けないということもあるのではないでしょうか。
保育の現場は人との関係の中で作り上げられているからこそ、相互理解を進めることはとても重要なことになります。
相手の気持ちや大切にしている価値観がわからないまま進んでしまうと、あなたが「園を良くしたい!」と強く思い、たくさんの努力をしていてもみんなで作り上げる理想の園とは離れていってしまうかもしれません。
実際に、先日開催された座談会では園長先生と若手保育士さんという園も立場も違う保育者同士での交流があり、たくさんの気づきがありました。
参加者の園長先生は、一生懸命に園や職員さんと向き合いながらも自分の出し方を模索されており、参加者の若手保育士さんは、担任として試行錯誤をしながらも、上の先生の意図や期待がわからず戸惑いを感じている状況にありました。
お互いが『園を良くしたい!』と思っているのに、それぞれの立場の中で戸惑いや悩みが生じてしまう状況は、多くの現場に存在しているのではないでしょうか。
座談会ではファシリテーションによってそれぞれの思いを分かち合う中で、「そんな風に考えていたのか…!」「その意図は気付けていませんでした」とお互いの身の置き方に気が付き、日々のコミュニケーションの重要性を改めて感じるひと時となりました。
職員みんなで同じ方向を向き、みんなで理想の作り上げたい!と考えている時にも活きるのが「ファシリテーション技術」です。
【ファシリテーション技術とは】
- 多様な人材のアイディアや気付きを引き出すこと。
- 相互理解や情報共有を促進すること。
【園内ファシリテーターとは】
◇お互いの意見を引き出し、
◇衝突することなく、尊重した話し合いを生み出し、
◇チーム内での理解や合意形成をサポートするという重要な役割を持つ存在を指します。
そして、ファシリテーションを現場で生かしていくためには「場数がキモ。練習量あるのみ」です。
場数が必要な理由はファシリテーションを知識として学んでも、いざ実践しようとすると最初の一歩が踏み出せなかったり、失敗してしまったりすることもあるからです。(私もこれまでたくさん失敗し、自分の中で何度も反省会を繰り返してきました。)
現場でファシリテーションを活用しようとしたとき、
『あの先生悩んでそうだけど、今聞いちゃってもいいのかな?』
『聞かれると嫌な気持ちするかな?』
『ひと言目はなんて言い出そうか?』
『こんなとき私はファシリテーターとして、どういう声掛けが必要なの・・・?』
という状況に直面してしまうことも少なくないのです。
そのため皆様が園で直面したエピソードを持ち寄り、現場に近い形を想定しながらファシリテーションの練習をする場はとても貴重な機会です。
ファシリテーションロールプレイは、ファシリテーション育成講座修了生の「場数を踏みたい」「やっぱり実践力をつけたい」「さっそく明日から場を作るので…!」という熱烈オファーを機に、単発でファシリテーション力を鍛え上げる場として誕生しました。
ファシリテーションロールプレイの詳細
【10月30日(日)18:00~『ファシリテーションロールプレイ』開催】▶︎詳細・お申し込みはこちらから:https://ropure103002.peatix.com/view
本当の意味での、多様性の受容や他者理解は「相手の立場を体験すること」から生まれます。
ファシリテーションロールプレイは、以下の流れで進めることで「自分以外の人が見ている景色」「受けている感情」を体験することができます。
そして、自分のコミュニケーションの無意識なクセに気づくことができます。
ーファシリテーションロールプレイの流れと体験できることー
<当日の流れ> 1.参加者のチェックイン 2.テーマ決め 3.役割決め 4.ファシリテーション 5.振り返り~なにが起きていたのか? 6.明日への一歩 | <参加者の立ち位置> ・ファシリテーター ・参加者1 ・参加者2 ・参加者3 ・参加者4 (人数によって。参加者の役は、当日みんなで相談します) |
<体験できること・得られるもの>
1、ファシリテーター・参加者役になり、気になるテーマでファシリテーションを実践する
→どんなシステムが存在するかが見えてくる。2、ありがちな登場人物を、それぞれが体現する
→それぞれの方の気持ちが理解でき、必要な配慮がわかる。3、陥りがちなファシリテーションの罠を体験する
→私の園でも起きているかも・・・!?という気づきから、解決の糸口が見つかるかもしれません。
詳細・お申し込みはこちらから⇨https://ropure103002.peatix.com/view
これまでの参加者の声
ファシリテーションの実践の中では「うまくできるか不安」「何を話したらいいのかわからなくなるかも」という不安も出てくるかもしれません。
過去のファシリテーションロールプレイ参加者も、不安もありながらこの企画へ飛び込んで下さった方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、いざロールプレイが始まると状況設定や役に入り込み、最後にはたくさんの気づきを得ていただくことが出来ています。
過去のロールプレイの一部を簡単にご紹介しますので、ぜひ「あなたがロールプレイをするとしたら…?」と想像を膨らませ、当日のイメージをしてみてくださいね^^
<過去のファシリテーションロールプレイの設定>
【テーマ】
- Withコロナで猛暑の中、多様な価値観がある中でプールをどうしていくのか?
絶対やる必要があるのか?どういうやり方があるのか?- 声の大きい人がいたり、希望休みが重なったりする中での夏期休暇の取り方
(コロナの影響で保護者の休みも変わりつつある!?)【状況設定・役】
- 古くからいて、その人が意見を言うと他は何も言えない人
- 自分の意見が通らないと『プン!』としてしまう人
- 意見は言わないけれども、思いを持っている(納得しない、渋々)
- 自分の意見は言えないが、みんなの意見をまとめて役を全うした意人
- 周りの人に気を遣う管理職
【振り返り(気づき)】
・「ああ…。嫌われたくないし、顔色もこわいし、でも意見は持っている。どこでどんな展開で振ってもらえたら変わったんだろう?」
・「どんな立場でも、子どもや園への思いは場が本質に立ち返るきっかけになるのかも。」
・「キーワードが出てきたよね。あれ、掘り下げていたらなにが起きていたんだろう…?」
・「実際の所、ちゃんとテーブルに上げられていたら、あんなに苦しまなくて良かったのかな?」【感想】
- フィードバックの豊かさが印象に残りました。 今までフィードバックをするのもされるのも少し苦手でした。でも今回、フィードバックを通して得られることがこんなにもたくさんあるのか!と開眼しました。
- その人によって感じることが異なるからこその多様な視点や気付きが、自分だけでは到底たどり着けないところへ引き上げてくれる。
- 今回その体験を通して、次の日も、また次の日も、ふとした時に、「あー!あの場面で、こんな風に言えてたら展開が変わっていたかも!」、「あぁ~。あの場面のあの人のこんな気持ちに、もっと気付くべきだったんだ~。」とか「えぇっ!?あのワードって、まさに場から出た答えだったんじゃないのーっ!?」とか、1人フィードバックが脳内で起こって、悔しかったり愕然としたり合点がいったりしながら、再びあの場を味わうような感覚を覚えました。
過去のロールプレイの内容を詳しく知りたい方はこちら→https://hoiku-communication.com/fashi_roleplay_202207/
ファシリテーションとは?
いま、保育の現場は大きな変化の時期を迎えていますね。
◇先生主体の保育から子ども主体の保育へ
◇正規・非常勤・パート・子育て・介護など多様なはたらき方
◇「見て盗め」文化から、価値観の変化を受け入れて「働きやすい」職場へ
そんな時代の中で、園をよくしていきたいと思っているあなたは
「人がたくさん集まると空気を読み合って発言できない状態・意見の不一致・場がまとまらないという事態が起こっている。」
「でも本当は、いろいろな人の可能性を生かし合いながら同じ方向を向いて保育をしていきたい。」
と感じているのではないでしょうか。
そんなん時に力を発揮するのが園内ファシリテーターです。園内ファシリテーターとは「ファシリテーション技術」を持つ人のことを指します、
【ファシリテーション技術とは?】
- 多様な人材のアイディアや気付きを引き出すこと。
- 相互理解や情報共有を促進すること。
【園内ファシリテーターとは?】
◇お互いの意見を引き出し、
◇衝突することなく、尊重した話し合いを生み出し、
◇チーム内での理解や合意形成をサポートするという重要な役割を持つ存在。
園の交通整理役として個々に持っている思いを引き出し、チーム内で理解し合い、共通のゴールを見つけることをサポートするのが「園内ファシリテーター」です。
最後に
ファシリテーション技術を持っていると、場を前進させる技術として発揮することができます。
多様性の受け入れが進む現代で、ファシリテーション技術を持っている保育者は園にとって貴重な人材となります。
・リーダー・主任・園長等、園をより良くしたいと本気で考えている方
・園が大好きで、もっとよくなってほしいという願いを持つリーダーさん
・今後の成長のためにファシリテーション技術を役立てたいと感じている方
は、ぜひご参加してみてください^^
ファシリテーション技術は経験を重ねていくことで深まっていき、最初は園内のために学んでいたとしても、次第に園を飛び越えあらゆる人間関係の中で生かしていくことができます。
何か一つでもピンと来た方はご参加お待ちしております^^貴重な機会をぜひご活用ください!
さて、今回もどんなテーマが出てくるのか楽しみですね!
詳細・お申し込みはこちらから⇨https://ropure103002.peatix.com/view
最後までお読みいただきありがとうございました。