〔年度の初めは、枠組み作りのいいチャンス！　～保育コミュニケーション協会　カトレア事例検討会　〕

年度初め２週間がたち、新しい体制で園を動かしてくチームの試行錯誤もすこしずつ新たな落ち着きを見せ始める時期ですね。
いかがお過ごしでしょうか？

スタートの時期には、以下のような観点から、園全体で対話の機会を持ってみるのがおススメです。
園長先生から、・地域や園を取り巻く環境の変化を踏まえて　園の向かう方向性と、保育方針（園長先生の目指すところ）～についてお話しいただき。
職員の皆さんで、・それぞれのチームとして求められていること・期待されているお役目・現場の課題と葛藤に、どう向き合っていくか～についてお話する機会と
・年間を通じた自分の目標、園に貢献できること～について、それぞれが向き合い、考えていく時間ができるといいですね。

こちらでも少し、お裾分けさせていただきますね。
新年度が始まりーーーこれまでの仕組みに継続して取り組んでいく部分もあれば、新たな取り組みや仕組みにチャレンジをし始めた園もあるのではないでしょうか。
年度の初めは、意識も新たに仕組みや枠組みを見直し、「こうなったら素敵だなぁ」という年度末へ向けてセッティングをするいいチャンス。

保育コミュニケーション協会オンラインサロン　カトレアでは、各地の園の先生たちをつないでそれぞれの園の背景や現状・これから取り組んでいきたいことについて
●お互いを知り合い、
子どもを真ん中に声を掛け合うコミュニケーションができる関係性づくり
●どんな会議や話し合い・対話の場があると、園内がスムーズに回りやすいのか？
●役割分担や暗黙の了解の明確化
●保護者と子どもの成長や発達についての共通認識を持てる機会
●チームの力を底上げする園内研修・
　キーパーソンとなる職員の意識を高める学習の機会
●耳に痛いフィードバックに耳を傾け、今後に生かす仕組み
●健康・安全管理・防災の意識
●多様性を尊重し合える保育・職場への意識改革
●保育・生活環境の整備
～といった観点から、対話を通した見直しを深める中で
他園の背景や取り組みに気づきをいただき、
それぞれの園に生かしていく取り組みを見つける時間となりました。

みなさんの園では、いかがでしょうか？
きっと、様々な取り組みやチャレンジをされていることと思います。
自園の中だけで取り組んでいると
「これでいいのかな…。やるしかない！」
～と、職場と家の往復になりがちですが、
共通の学びと視点を持ってそれぞれの事例の背景を読み解き、
自園に置き換えて考えることで
新たな一歩を踏み出していくことができるのが、
カトレアの頼もしいところです。
一つに取り組むと思いもよらない嬉しい影響や
相乗効果が起きてくるのが素敵ですね。