五年の節目を、飛躍する土台へ。葛藤に耳を傾け後押しできる関係性を【カトレア事例検討会】2024年5月開催レポート
5年目というのは、自分にとってどんな時期だったでしょうか。上司からはある程度任されるようになり、教えてもらう機会が減り、その一方で後輩もできてきます。求められる期待に応えられない自分の無力さに落ち込むこともありますよね。また、組織の課題が目につき、他の職種や他の園での仕事にも意識が向く時期かもしれません。
今月の保育コミニュケーション協会、オンラインサロンカトレアでは、テーマを「育成を取り巻く環境と課題」として、新人が続けられるためのサポート体制や保育の醍醐味に気が付く環境の工夫、「意外と5年目位の中堅こそが支えていく対象なのではないか」というお話でそれぞれを振り返り、対話を深めてまいりました。
「五年の節目に」
「できることはやりつくしたから」
…と、退職の区切りにもなる5年目。
とは言え、本当にやり尽くしたのでしょうか?
もしかしたら、「もっと声をかけて欲しい」「フィードバックが欲しい」と、一緒に考えていきたいといった時期なのかもしれません。
一方で管理職側からすると、出来てないところが目についてしまい、つい評価や判断の目で見てしまったり。
子どもを丁寧に見て欲しいと願う一方で、自分が中堅さんを厳しい眼差しで見ていることに気づいた…というお話も。
「私はこの園にとって、かけがえのない存在である」と感じられる体験が大切です。気になることがあれば、それを言葉にしやすい環境や、自分が前進していることをフィードバックしてもらえる関係性が重要だという話をしておりました。
スタート時は呼吸が浅かったみなさんが、一緒に考え、思いに言葉を与える中で、気付きによって表情がどんどん明るく豊かになっていくのが印象的でした。
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