新人さんの悩み『保護者に伝えるときに気を付けることは?』
毎日頑張っていらっしゃる新人さん、お疲れ様です!
保育コミュニケーション協会 松原美里です。
今年に入って、いくつかの場所で新人さんの研修を担当させていただきました。
研修の事前アンケートでいただいた声にQ&Aでお応えしていきます。
どうぞ、お役立てください!
Q.保護者に伝えるときに気を付けることは?
「保護者に伝える際に気を付けた方がいいこと、心がけた方がいいことってありますか?」というご質問をいただきました。
保護者にお話しする際、出来事にはポジティブな側面とネガティブな側面があることを意識することが大切です。たとえば、「噛みつき」や「怪我」といった出来事は、一見ネガティブに感じられるかもしれませんが、実は成長の一環としてのチャレンジや、言葉がうまく出ない中での練習の過程だったりします。
このように、子どもの成長や発達、チャレンジのポジティブな側面を強調しながら、子どもの気持ちを代弁してあげることが大切です。保護者と子どもの世界を一緒に分かち合えるようなコミュニケーションを意識してみてください。そうすることで、保護者との信頼関係が深まり、一緒に子どもの成長を見守る素敵な関係が築けるようになりますよ。
▼動画講座
「新人のための保育ステップアップコース」をお役立てください。
こんな方へ
・保育士としてスタートした方
・やる気がある、成長していきたい方
・現場で戸惑うことが多いと感じている方
・もしかして、自分は保育に向いていないのでは…と感じている方
・良かれと思ってやることなすこと、裏目に出ていると感じている方
・他の業界から保育に転職した方
・身近な先輩に教えてもらいにくいと感じている方
「あ~!!だれかに話したい!」
「だれかに聞いて欲しい!」
「分かち合いたい!!」
~そんな風に感じることはありませんか?
とはいえ、園の中では立場もあり、言えることと言えないことがあるため、ストレスが溜まる側面もあるのではないでしょうか。
保育コミュニケーション協会では、2か月に1回のペースでクローバーラウンジを開催しています。
お酒や好きな飲み物を片手に、明るくカラッと打ち明けあい日頃の保育のこと、お話しましょう。
▶クローバーラウンジの詳細はこちらから
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<参加した方の声>
● 3~4人グループに分かれてお話する時もあり、発言な苦手な私でも参加でき、学びの多い会となりました。短い時間でしたが、とても濃い時間を過ごすことができました。
●参加していた方がおっしゃっていた、「試行錯誤も学び・成長」という言葉がとても心に残りました。明日からの仕事に活用していきたいアイデアが湧いてきました。これからも継続して開催してほしいって思います。
担当講師:松原美里
横浜女子短大 保育科にて保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。保育園・児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングを学ぶ。米国認定コーアクティブコーチ資格取得。All About「育児の基礎知識」元ガイド。認定こども園 エクレス(保育園)施設長を経て、現在は日本各地で保育者(新人・中堅・リーダー・主任・マネジメント)研修・監修・ファシリテーター講師養成・保育コミュニケーション協会 オンラインサロンの運営等を行う。
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