ベテランの”暗黙の了解”を言語化する──「暗黙知」を「形式知」へ

忙しく、何人いても「人が足りない…」という保育現場がある一方で、

「あの人がいると、なんかホッとする」

「今日はあの先生といっしょだから、落ち着いて保育ができるかな」

──と感じる場面があります。

何がちがうのでしょう?

「見れる」先生がいるかどうか

これは私自身も起業して間もない頃、いろんな園さんに派遣の保育士で行っているときに感じたのですが、「見れる」先生がいるかどうかなのではないでしょうか。

「ああ、この先生は見てくれているな」

…となると、安心して背中を預けられますし、相談できます。でも、そうでないと…。
かなり広い範囲の危険がないように、子どもたち一人一人が今何をしていて、どこにどういるのがベストなのか、どの瞬間にどう動くか?──を、常に考え続けながら、表面的には笑顔でいるため、気が張っており、休憩や終わった瞬間にどっと魂が抜けそうになりませんか?

「見て盗め」で身につけてきた暗黙知

ただ、このスキル…「見て盗め」で体感と暗黙知で身につけてきたもので、言語化するのがとても難しいのです。

ベテランの保育者は、長年の経験で「見れる」ようになっています。でも、その「見れる」という感覚を、言葉で説明するのは難しい。

「なんとなく、危ないと思った」

「なんとなく、そっちに行った方がいいと思った」

そんな「なんとなく」が、実は高度な専門性なのに、それを新人に伝えることができない。だから、新人は「見て盗む」しかない。でも、「見て盗む」には時間がかかります。

そして、その間、新人は不安を抱えながら保育をすることになります。

ベテランの「暗黙知」を「形式知」へ

「子どもの安心安全を守る 場面別保育のチェックポイント」でお世話になっております中央法規出版さんのサイト:けあサポさんにて、ベテランの「暗黙知」を「形式知」へといった切り口で、子ども安全検定をご紹介いただきました。

「暗黙知」とは、言葉にしにくい、感覚的な知識のこと。

「形式知」とは、言葉や文字で表現できる、共有可能な知識のこと。

ベテランの保育者が持っている「見れる」という感覚を、誰でも学べる「形式知」にする。それが、こども安全検定の目指すところです。

「なんとなく危ない」ではなく、「ここが危ないから、こう気をつける」。

「なんとなくそっちに行った方がいい」ではなく、「この場面では、この位置にいると全体が見渡せる」。

そんな具体的な知識を、学ぶことができるのです。

「あの人がいると、なんかホッとする」と言われる存在に

こども安全検定を受けることで、あなたも「見れる」先生になれます。

「あの人がいると、なんかホッとする」

「今日はあの先生といっしょだから、落ち着いて保育ができる」

そう言われる存在に、なれるのです。そして、それは新人だけでなく、ベテランの保育者にとっても意味があります。なぜなら、自分の「暗黙知」を「形式知」にすることで、後輩に伝えやすくなるから。

「この感覚、どう伝えればいいんだろう」と悩んでいたことが、言葉にできるようになる。

それが、チーム全体の力を高めることにつながるのです。


ぜひ、お役立てください!

▼詳しくはこちらから
https://www.caresapo.jp/pro/kodomo/289

「見れる」先生が増えることで、保育現場全体が安心して働ける場所になる。そして、それが子どもたちの安全を守ることにつながる。

こども安全検定が、そのきっかけになれば嬉しいです。

▼ 子ども安全検定詳細・お申込みはこちらから
子ども安全検定HP


 

子どもの安心・安全を守る 場面別保育のチェックポイント

 
 

保育コミュニケーション協会 代表/子ども安全検定代表

松原美里(まつばら・みさと)

保育コミュニケーション協会 代表/子ども安全検定代表
全国の自治体研修・園内研修を多数担当。
「子どもの権利」「チームビルディング」「ハラスメント防止」など、
保育現場の安心・安全と働きがいを支える研修を展開中。
著書・監修:「子どもの安心・安全を守る場面別保育のチェックポイント」ほか

松原美里の詳細についてはコチラ
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