研修を”コーチング”の要素で、気づきを深める場へ~認定ファシリテーター講師育成講座Zoom9
認定ファシリテーター講師育成講座 zoom9を開催いたしました。
まずは、宿題のシェアから。
前回、コーチングの要素をファシリテーションに生かす形で日常にかかわってみた感想では、
それぞれが自分の課題を踏まえて周りの後輩や職員にかかわる中で、
関係性が変わり、新たなステージへのきっかけがつかめてきたというお話に、
一同 お互いに拍手を送りあっておりました。
そしてーーー今回のテーマはコーチングの要素を取り入れた後半。
「講師が何かいい答えを持っている、それをキャッチする…のが研修」ではなく、
たしかにヒントとなる切り口や事例を吸収することができる貴重な機会でありながらも、
「とはいっても、現実は・・・。」
「あれは、あの縁だからできたんでしょ」という言葉で台無しになってしまうことも。
それを落とし込んで現場に生かしていくための
「現場の答え」はそれぞれの受講者の中にあるのではないでしょうか。
そのためにも、受講されている保育者 それぞれの園がよくなっていくための
“理想の状態”へ向けたヒントに気づけるよう、
「質問脳になりましょう!」というアプローチから
今回は、深めていきました。
「これまで、質問というと・・・自分の得たい情報のためにするものであり、
相手の理想の状態へ向けてと考えたことがなかったので、混乱中」
という声に、深くうなづく一同。
そのためのワークであり、プログラム構成であることを踏まえて、
個人とのやり取りを場の声としてとらえ、場と対話をしていくようなかかわり方を目指して、
安全な場・関係性づくりのための”認知”のワークで心の筋肉も柔軟になったようです。
受講者への認知で暖かな場を作ることで、それぞれが「自分で居る」ことを受け入れ、
問いに耳を傾け、自分の中の答えを取りに行くチャレンジができる場となっていきます。
「そのための場を作っていくのが、講師なんですよ。」
~とお話をすると、瞳が輝く面々なのでした。
最後は、いつもの振り返りをリレーファシリテーションしてみることに。
緊張しながらも学びをどんどん生かそうする姿あり、
いい問いをもらって味わう場面あり、
みんなのファシリにプレッシャーを感じてテンパる場面あり・・・
それぞれにとってのファシリ力が高まる機会となったようです。
学びを遊び心で取り入れつつ展開された放課後タイムは、
「癒しの時間」をテーマに大爆笑の時間となりました。