集団の場で子どもが飽きてしまうときは、個性と関心を尊重する場作りをデザイン!

こんにちは、保育コミュニケーション協会 松原です。

子どもと過ごす時間の中でも
好きな遊びや取り組みは子どもの個性によって、それぞれあるなのではないでしょうか。
どんな風のそれぞれのやりたいことや個性を尊重しながら
集団としての居場所を確保していくといいのでしょう?

2月に「ネタ編」・3月に「指導者編」として
子どもと心が通うコミュニケーション講座をご担当いただきます
三谷先生より、何回かに分けて
こどもとのかかわりにちなんだ物語をご紹介いただきます。 

アイスブレイクとは

直訳では氷を砕くとなりますが、コミュニケーションの世界では、冷たい場の雰囲

気を和らげるという意味になります。初めて出会う人たちの不安や緊張感をときほぐし、温かな場を作り、

コミュニケーションがスムースに図れるようにすることを指します。 

また、中だるみ解消や集中させたいときにも有効です。

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こんにちは、三谷明男です。
今回のテーマは、「ブレイクタイム」

児童館では異年齢、地域の複数校、
外国のスクールなどに通う子ども達が過ごして行きます。

そこでは、年齢や学校の枠を超えて遊びを楽しむ姿があります。
中でも屋上のコートで行うドッジボールは一番の人気で、
1年生から6年生まで男女を問わず人気を博していました。

全学年が参加するため、体力差があり危険回避をするために、
時間を決めて低学年、高学年と分離して交互に実施していました。

また、参加者が少ない場合は全学年ミックスで実施し、
高学年がボールを投げる時は、低学年に配慮することがルールとして定着していました。

低・高学年分離で実施する時は待機する子ども達は原則見学となっていましたが、
高学年の子どもの中には待機時間を待ち切れず、
落ち着かない様子でうろうろと歩き回る姿も見受けられることがありました。

そこで、ある時期から彼らに低学年のプレー時間時には、
主審・副審・線審の役割を依頼することとし、
それでも人数が余った場合は、トリビアクイズの用紙を渡し、問題を解いてもらうなど工夫しました。

当然のことながら危険回避のため、ボールが飛んでこない場所で行う配慮が必要です。

そのことにより、子ども達が時間を持て余し徘徊することが減りました。

この他にも時間の間隔を空けてスタートする方式(ウムスタート)の競技、
イベント時などに、クイズが解けた順からスタートさせる方式にも有効です。

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今回のお話は、小学生 それぞれの役割という観点でしたが
幼児さんに置き換えて捉えてみても
役割を持つと、子どもはキラキラしますよね♩

主体的に取り組みたくなる仕掛けを見つけていきたいですね。

日常のヒントにお役立て下さい。
 
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

三谷先生の講座のご案内

★詳細はこちらから
 密にならずに心の通うコミュニケーションを図るために「子どもの心をくすぐるアイスブレイク」【講師:三谷明男】

<対象者> 5~12歳の子どもと向き合う機会のある方へ

●幼児担当 
  日常保育、雨天時の室内活動、各種イベントなど幅広い場面で活用できます。

●小学校の先生 
 学校内やクラス内のコミュ二ケーションを養うことができます。

●学童・児童館・放課後学童クラブ・児童館にお勤めの方
 日常活動、館外活動、各種イベントなどで活用できます。

●放課後デイサービスにお勤めの方
 利用者(児童)同士のコミュニケーションが促進されます。

●子ども会運営者・ジュニアリーダー
 ジュニアリーダーの養成、子ども会などのイベントで効果が期待されます。)

●ネタ探しをしている方
 ゲームの習得、応用による幅の拡がりが獲得できます。

< 内容 > 
2月コース内容:ネタ中心型
★さまざまな場面で使えるゲームなどをご紹介します。

第1回目: 11日(祝) ステップ1   アイスブレイクゲームなど)
第2回目:20日(土) ステップ2   簡単マジック・シンギングゲーム・トリビアクイズなど
第3回目:27日(土) ステップ3   グループで行うゲーム中心

3月コース内容:指導・実践方法中心型 
★ゲームの指導方法、理論、展開方法、実践例の紹介など、実技を織り交ぜながら学んで行きます

第1回目: 7日(日) ステップ1  ゲームの指導ポイント中心)
第2回目:21日(日) ステップ2  アイスブレーキングの理論と実践)
第3回目:27日(日) ステップ3  様々な場面でのアイスブレーキングプログラムの紹介

※ 動画アーカイブあり ※
接続が不安定な方・どうしてもご都合が合わない方のために
当日の動画URLを後日お送りいたします。
【お申込み】お申し込みはこちらからお願いします。

<講師> 三谷 明男

児童館・学童クラブの指導員・館長を勤めた後
教育委員会にて放課後対策事業のエリアマネージャーの傍らで
40年以上にわたって児童福祉施設や地方自治体などで
幼児から高齢者、身体および知的に障害のある方やご家族へ向けて
レクリエーションなどを通じて、笑顔と元気づくりの支援を行う

今後のアイスブレイク講座については以下よりご確認いただけます。

★詳細はこちらから
 密にならずに心の通うコミュニケーションを図るために「子どもの心をくすぐるアイスブレイク」【講師:三谷明男】

【申込者への動画フォローUP決定!】密にならずに心が通う~子どもの心をくすぐるアイスブレイク講座

★関連記事はこちら
アイスブレイクとは冷たい飲み物で一息入れること!?~三谷先生の「アイスブレイクとの出会い」

 

これまでの研修のご報告はこちら

これまでに開催されたアイスブレイクの報告は下記の記事をご参照ください。

「アイスブレイクを入り口としたコミュニケーションB」開催のご報告
「アイスブレイクを入り口にしたコミュニケーション」大笑い御礼!

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