子どもの権利とは【オンラインサロン カトレア事例検討会】2023年2月開催レポート
本日は、保育コミュニケーション協会 オンラインサロン カトレア事例検討会。
「今年は人権を中心に現場を振り返りながら気づきを深めていきましょう」ということで、
2月のテーマは「子どもの権利とは」でした。
最近、子どもの権利条約関係の本を読み漁っており(Amazonで出てきた興味深いものを大人買い)…。
深くて大切なテーマを、どのように分かりやすく伝えられるだろうか…と考えていたのですが…。
「あなたが守る あなたのこころ・あなたの体」という絵本がぴったりだったため、こちらをご紹介することに。
「安心を感じるときってどんな時?」
~好きな音楽や映画を見ているとき。
「自信を感じるときって?」
~努力が報われたときかなぁ。
「自由を感じるときって?」
~お風呂に入っているとき、好きなことをしているとき。
…などなど、自分ごとに置き換えてチャットで打ち込んでいただく中で、「この感覚、子どもは持てているでしょうか?」「職員は?」と思いを馳せる時間に。
その後のブレイクアウトルームでは、現場で起きている気になっていることやこれまでの自分のふるまいを振り返っては反省大会になるグループあり、日常にどうかかわったらいいのか…と模索をする時間となりました。
こちらの絵本。
「自由とは、好き勝手にすることではなく 自分で選べること」など沁みる名言も多くあり、クラクラする一同。
知らなかった…って罪ですよね。
かつての自分を振り返ると懺悔しかないと言いつつも、そもそもこういった人権に関する腑に落ちる言葉って、私たちはいったいどこで出会えたのだろう?
子どもにかかわる大人の意識を底上げするタイミングを迎えている今が、そのチャンスなのかもしれません。
最後に、「子どもたちの人権を守る、職員。職員の人権を守る、管理職・園長。では、園長はだれが?」というお話があり、ありのままの声を伝えることができる、聞き合うことができる。
それによって、自分自身を取り戻し 安心・自信・自由の湧き上がってくる力を感じることができる…。
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参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
一昨年前から教員の退職が続くことをなんとかしようと働き方改革に努めてきたことが来年の退職者が0に繋がり、じゃあ今度は教員達に「子どもの権利」を考えてもらうことに取り組んでもらいたい!と願っていたところでしたので、本当にタイムリーなテーマに参加させていただき、感謝しています。
ご感想②
子どもの人権、子どもたちが守る方法などわかりやすい本の紹介、日頃から意識していてもふと読み返して振り返ること子どもにも職場の仲間たちに寄り添うことができているのかに思いを馳せるいい機会となりました。正義を押し付けるのではなくどうしてその行動をせざるを得ない状況になってしまったのかを知ろうとする姿勢。意見は違っても相手の気持ちを聴く、そしてともに考えるようにすることが大切だというお話。 あなたはどう思ったの?と聞いて相手に寄り添うことは、子どもでも大人でも同じこと愛を持って接する、ということでした。
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