なりたい自分になるためのキャリアデザイン【カトレア会】2025年1月開催レポート
保育の仕事に慣れてくると、多くの人は自分の将来について考え始めます。「これからどのように生きていきたいのか？」という問いに向き合う時期が訪れるのです。
このように自分自身を見つめ直し、将来の道筋を考えることがキャリアを考える、ということなのではないでしょうか。単に仕事の経歴を積み重ねるだけでなく、自分の人生をどう形作っていくかを考える重要な過程です。
毎月一つのテーマを切り口に、各地の事例を踏まえ、対話を通してそれぞれの体験から気付きを深めていく『保育コミュニケーション協会』オンラインサロンカトレア会。
今月のテーマは「保育者のキャリアデザイン」でした。
参加者は率直に自分の思いを語り合い、以下のような問いについて対話を深めていきました。
自分はどのような保育者になりたいのか？
自分の理想とする人生とは？
保育者のキャリア発展を支援するために、園としてどのような仕組みが必要か？
保育者のキャリアデザインについて、参加者から様々な意見や気づきが共有されました。
以下に、印象に残った意見をシェアしています。
保育の経験を活かした地域貢献
保育で培ったスキルで、地域に貢献していきたい
視野の広がりの重要性
園内だけにとどまらず、様々な考え方に触れることの大切さ
キャリアと人生の関係性
キャリアは人生そのものであり、生かされている実感
保育の多様な可能性
保育という仕事が持つ幅広い可能性への気づき
個人に合わせたキャリア支援
各個人の特性や状況に応じたキャリアデザインの必要性
園自体のキャリアデザインといえる部分もあるのでは？
学びと成長の環境づくり
資格取得の奨励や、個人のペースに合わせた学習機会の提供
自分の基盤が整っていないとキャリアを考えるに至るのも難しい
様々な考え方を受け入れる中で視野が広がっていく
ワークライフバランスへの配慮
家庭状況や健康状態を考慮したチャレンジの機会
学びのテンポも、選べるといい
組織の成長と個人の成長の関係性
個人の成長が組織全体の育ち合いにつながる可能性
前向きな姿勢の重要性
問題点を批判するだけでなく、支援や貢献を通じてキャリアを築く視点
これらの意見から、キャリアデザインが単なる職業選択ではなく、個人の価値観や生き方、そして組織や社会との関わりを含む広い概念であることが浮かび上がってきました。
私が26歳でコーチングを学び、起業してからの道のりは、まさに未知の領域を進むようなものでした。その過程で、様々なスキルや知識を身につけてきましたが、それは決して一人の力ではありませんでした。
多くの方々との出会いがあり、支えていただき、チャンスをいただいたからこそ、今の私があります。この経験を通じて、私は常に「何を大切にしたいのか」を問い続けてきました。
『大事にしたいこととはなんだろう？』
そんなお話をする中で、「子どものために、大人が輝く背中を見せる」ということを体現するために、様々な方法を選択し、実践していく中で成長させていただいているのかもしれない、と気が付きました。
振り返ってみると、私の人生も、出会ってきた多くの方々の人生も、お互いに影響し合って今の姿があるのだと感じます。
キャリアデザインとは…
マズローの五段階欲求説でいうところの「自己実現」なのではないでしょうか？
そんなお話に、ハッと顔が上がる一同。
とはいえ、利己的な自己実現ではなく、みなさんに支えてもらって成り立っているものである。
あらためて、感謝の気持ちが湧いてきますね。
「自分の一生を、丁寧に生きていきたいですね」
「いろんな人に出会って、成長させていただいてきたんですね」
「なりたい自分になるためのキャリアデザインなのかもしれません」
「子どもとの時間にひらめきを持ち続ける人でありたい」
そんな声が聞こえる、素敵なひと時なのでした。
保育コミュニケーション協会 オンラインサロン『カトレア』では、毎月様々なテーマでの事例検討を切り口に
未来を見据えて、前向きな風を入れていく学び愛をしています。
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- 自分自身の成長や貢献を大切にする方
- 情報や経験を分かち合いたい方
- 助け合いや相手の気持ちを尊重することを重視する方
- そして保育に情熱を持ち、新たなアイデアを生み出したい方
保育に情熱を持つ方々や、自己成長を望む方々が集まる場として、ぜひ当サロンをご活用ください。一緒に工夫し、刺激し合いながら、輝かしい未来へ向けて共に歩んでいきましょう。
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