職員の温度差【カトレアさんの定例会】ご報告
カトレアさんの定例会、終了いたしました。
今回のテーマは、【職員の温度差】です。
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変化し続ける社会や毎日の中で 保育の現場も【当たり前の見直し】や【新たな取り組み】が大切ということを痛感されている方も一定数いらっしゃることでしょう。
とはいえ、変わることや見たことがない世界に対しての不安が大きすぎて前に進めずにいる人や、これまで培ってきたことを壊されると自分の存在意義が分からなくなってしまうのではないか、と頑なになってしまう人、後ろを向いてしまう人、批判的になる人、やる気満々な人、など様々な人がいます。
自分の器で許容できない人の気持ちを体験してみる
多様性は当たり前…なんてことは頭では分かっていても「じゃあ、どう前に進めていくの!?」となったときに、バラバラ感や憤りを感じる場面もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、あえて自分の器では許容できない、〈共に居れない〉人の体感を「実際に味わってみる」ことから始めました。
するとメンバー一人一人が感じた感情や景色を「もしかして・・・」「こんな風に世界が見えているのかも」と分かち合う中で、視野が広がる気づきがありました。
多様性を受け入れ合うということは、成長のための磨き合いには必須ですが、一方で嵐が巻き起こることもありますし、居心地が悪くなることも、理解もしがたいものです。
理解できたとして、自分の大切にしているものが壊れてしまうのではないかという恐れもあり、可能なら見ないふりをして距離を置きたくもなります。
そしてもしかすると、相手からは逆に自分が異色で理解しがたく、受け入れがたいと見えている可能性もあります。
様々な立ち位置の人の目線、気持を味わってみる。
そのためには、一枚の絵を一緒に見るように、ただそこに共に在る。
相手の存在を受け入れてみる。
何かを行う「Doing=やり方」ではなく、共に味わう「Being=在り方」から、それぞれの人の居場所を温めてみませんか。
本人が自分で前に進むための答えを見つける“勇気”につながるかもしれません。
毎回、テーマを紐解く中で自身や身の周りで起きてることを見つめていくカトレアさんの定例会。
ピンと来た方は、ぜひご一緒しましょう!
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