コーチングを保育に落とし込む中で生かしていく力をトレーニングする【保育コーチングベーシック】第0期 ZOOM2レポート

保育コミュニケーション協会主催。
コーチングを保育に落とし込む中で生かしていく力をトレーニングする保育コーチングの第二回目を開催いたしました。

前回の実践報告では、
「子どもにもコーチング、ちゃんと生かせました!」
「保護者は答えを持っていました!」
「聞く、ということは相手に興味を持つということ。本当に難しいことなんだな…と実感しました」
といった嬉しい感想をいただきました。

私たちは、保育園で顔を合わせるだけでなく、仕事、家庭、趣味の世界など、様々な人生の要素で構成されているのではないでしょうか。
画像は、アシスタントの香先生とのデモセッションの様子です。

保育園でのコーチングスキルは、子ども、保護者、保育者が皆、自分自身の人生について考えることを促しました。家族に何かがあると心が揺れますし、人生のフェーズが変わると仕事のバランスが変わることもあります。
そんな風にさまざまな要素で構成されている私たち。

そこで、今回のセッションでは前回の4つのコーチングスキルの振り返りを踏まえながら、自分自身の「今」にフォーカスし、自分自身が望む人生を考える機会を持ちました。コーチとクライアントの関係を通じて、自分自身の気持ちや願望を見つめ、自己肯定感を高めることができました。

いくつかの視点からつながり合う人生を捉えていった後、「本当に豊かに生きるって、どういうことなんだろう?」という問いに焦点を当てました。
特に印象的だったのは、皆さんの表情がキラキラ輝いていったことです。自分自身が幸せに生きることを許可し、自分自身を大切にすることができるようになると、自然と周囲への思いやりや理解も深まります。

私たちは、子どもたちに、大人の輝く背中を見せることが大切だと考えています。そのためにも、私たち自身が幸せに生きることを許可し、自分自身を大切にし、自己成長に努めることで子どもたちに良い影響を与えることができるでしょう。
自分自身が幸せに生きることにOKを出せていると、利害関係のぶつかる人の選択にも心からの餞で背中を押していくことができるのではないでしょうか。

子どもたちに、大人の輝く背中を魅せるその一歩を、皆さんと一緒に後押ししていきたいですね。

かおり先生の振り返り

【保育コーチング第2回目人生の可能性を開く】

前半は、第1回目の振返りを。コーチングの大前提である「相手の中に答えがある」について掘り下げていきました。4つのエッセンス(認知・問いかけ・反映・フィードバック)を織り交ぜてクライアントに寄り添うことで、相手の気づきを引き出すことができます。クライアントが明日への一歩を踏み出すことをサポートするためには、コーチが後押しをするコミュニケーションのスキルとして4つのエッセンスを身に着けていくことが大切だなと感じました。

受講生の方々も、この4つのエッセンスを取り入れたことで、日常生活や職場でもあり方が変わられたのではないかなと、お話を聴いて感じました。

受講生同士で行ったセッションでは、私たち自身を構成する要素について、これまでの経験や今後の挑戦、興味のあること、苦手なものを見つめ直し、自己認識を深めました。また、このプロセスにより、人生の様々な領域(仕事・キャリア、お金、経済、健康、家族・パートーナー、人間関係、学び・自己啓発、遊び・余暇、物理的環境)について、現在の満足度をパーセンテージで評価し、書き入れてもらいました。

それをチャットに入力してもらい、美里先生が受講生一人ひとりに対して4つのエッセンスを取り入れて話をされると、受講生の皆さんの顔が和らいでいったのが印象的でした。特に、最後の豊かな人生へ向けたコーチングセッションでの美里先生の「それを是非自分に許可してあげて。」という言葉には深い感銘を受け、これらの4つのエッセンスを取り入れることで、受講生の方が一歩前に進むことができるのだと感じました。

人生の輪を書くことで自分自身と向き合うことの大切さを感じ、それが自分自身に許可を出すことに繋がるのかもしれないと感じます。デモセッション後に、受講生の皆さんでセッションを行いましたが、挑戦することの重要性を再確認しました。
このセッションで完璧にできたかどうかよりも、何かを掴めたかどうかを感じることが大切であり、美里先生からの後押しを受けて、受講生の皆さんの顔には、やってみてよかったという表情がありました。自分自身に許可を出すことで、周囲の人たちにも許可を出すことができるかもしれないという気付きを得られたようです。

かおり先生

毎回皆様とご一緒できて、素敵な時間を共有できることに感謝しています。ありがとうございました。

参加者の感想を一部ご紹介します

実際に話して、コーチ、オブザーバー役をやる事でさまざまな気づきがありました。普段の生活の中でも意識して答えは相手の中にあるという思いを忘れないことが大事だと思いました。
相手の心に寄り添うことは、本当に一緒に伴奏することが大切と感じました。つい、矢印ご自分にむく瞬間が何度がありました。

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