良かれと思ったアドバイスが逆効果?後輩の顔色を伺う毎日から卒業する「透明人間」の視点とは?【2026年3月20日(金) スタート】

「いつものコミュニケーション」と「コーチングのコミュニケーション」。この2つには、大きな違いがあります。

普段、私たちは相手と向き合うとき、お互いに「見える存在」として対話しています。自分の意見を伝えたり、相手の話を聞いたり。双方向のやり取りの中で、自分の存在もはっきりとそこにあります。

でもコーチングのコミュニケーションでは、少し視点が変わります。自分が透明人間になって、相手に焦点を当てる。そんなイメージです。

いつもと「ちがう」から生まれる戸惑い

透明人間になるなんて、言葉で聞いただけでは、ピンとこないかもしれません。実際にやってみると、いつもとなんだか違うので、はじめは戸惑うことも多いでしょう。

「これで合っているのかな」「相手はどう感じているんだろう」。そんな不安や迷いが、頭をよぎることもあると思います。

でも、その戸惑いのトンネルを抜けた先には、思いがけない景色が待っています。いつもとは違う関係性が、そこに生まれていることに驚くはずです。

相手が自分の言葉で語り始めたり、これまで見えていなかった思いに気づいたり。そうした変化は、決して大げさなものではなく、むしろとても自然な形で訪れます。そしてその変化を感じたとき、「ああ、これがコーチングのコミュニケーションなんだ」と腑に落ちる瞬間が来るのではないでしょうか。

4つのエッセンスを日常に

コーチングには、日常で役立つ4つのエッセンスがあります。認知、問いかけ、反映、観察フィードバック。これらは特別な技術というよりも、相手との関係をより豊かにしていくためのヒントのようなものです。

認知とは、相手の存在や言葉をそのまま受け止めること。問いかけは、相手の中にある答えを引き出すための質問。反映は、相手の言葉や気持ちを鏡のように映し返すこと。そして観察フィードバックは、相手の様子や変化を客観的に伝えることです。

これらのスキルを知ることで、子どもとの関わりが変わったり、保護者との対話が深まったり、同僚との関係がより信頼に満ちたものになったりします。

一緒に考えるプロセスそのものが、楽しくなっていく。そんな実感を持てるようになるのが、コーチングのコミュニケーションの魅力です。

一緒に考えることの豊かさ

保育の現場では、答えがひとつではない場面がたくさんあります。子どもの成長も、保護者の思いも、職員それぞれの考え方も、みんな違います。

だからこそ、一緒に考えるプロセスが大切になってきます。正解を探すのではなく、それぞれが納得できる道を一緒に見つけていく。そのための対話を重ねていく。

コーチングのコミュニケーションは、そうした「一緒に考える」ことを支えるものです。相手の中にある答えを信じ、その答えが出てくるのを待つ。自分が透明人間になることで、相手が自分自身と向き合う時間が生まれます。

そしてそのプロセスこそが、お互いの関係を深め、信頼を育んでいくのではないでしょうか。

学びを日常に活かすために

保育コーチングを学ぶことは、特別なスキルを身につけることではなく、日々のコミュニケーションをより豊かにしていくための視点を得ることです。

認知、問いかけ、反映、観察フィードバックという4つのエッセンスは、どれも難しいものではありません。でも、意識して使ってみることで、相手との関わり方が少しずつ変わっていきます。

子どもの言葉にじっくり耳を傾けたり、保護者の思いを丁寧に受け止めたり、同僚との対話を大切にしたり。そうした積み重ねが、やがて園全体の雰囲気を変えていくこともあるかもしれません。

はじめは戸惑うこともあるでしょう。でも、その戸惑いを超えた先に見えてくる景色は、きっとこれまでとは違ったものになっているはずです。

相手と一緒に考えるプロセスを楽しむ。そんなコミュニケーションの秘訣を、ぜひ現場に持ち帰ってみてください。

もし、こうした視点に興味を持たれたなら、実際に体験してみることをおすすめします。子ども、保護者、同僚との関わりの中で、新しいコミュニケーションのあり方を発見できる機会になるかもしれません。対話を通して、お互いの理解が深まり、より良い関係性を築いていくためのヒントが、きっと見つかるはずです。

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◆保育コミュニケーション協会とは

「大人が輝く背中を魅せる」をモットーに、未来を担う子どもや保護者の一番そばにいて影響力を放ち、家庭を支えている”縁の下の力持ち”である保育者が、心からの笑顔で生きられることで子ども・保護者・同僚に好循環をもたらすことを目指しております。

北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。 横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。 「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。 保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。

大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。 幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。

2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。

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