振り返りで瞳が輝く【保育コーチングベーシック】第0期 ZOOM3レポート
「出来れば、自分で気がついて力に変えて欲しい。けれども、ついアドバイスしたい気持ちがわき上がってきて、しゃべりたい星人になってしまう自分がいます。」
分かります…!!
~ということで、頷く人があちこちに。
保育コーチングの第三回目では、そのようなもどかしさを一旦置いておき、 相手を包み込む大きなサインに気づけるようにするために 「聴き方」にフォーカスした時間を設けました。
これまでは、実感が得られるセッションの時間を中心に配分してきましたが、今回はじっくりと振り返りの時間を設けた結果、参加者の皆さんの実感、課題、疑問が明確になった様子が感じられました。
その後、各々の目がキラキラと輝いていたのが印象的でした。
かかわり方を自覚的に選択することは、
自分の人生を主体的に生きることにつながります。
そしてそれによって、見えてくる世界も変化していきます。
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かおり先生の振り返り
最初に美里先生が「可能性に耳を傾けると何かが聴こえてくる」と仰った時、私は今回の講座の壮大さを感じました。この壮大さが今回のポイントかもしれません。
前回までの振り返りを行った際、美里先生は私たちがやるべきことに焦点を当てるのではなく、その中に焦点を当てることの重要性、そしてその中に焦点を当てることで、他の選択肢を選ぶことができるというお話をされました。
そのお話を聴いて私は、出来事そのものに焦点を当てても何も解決はできない、その出来事が起こった時どのような気持ちだったのか、私たちが抱いた感情に触れることで相手は答えを見つけることができ、解決へ進むことが出来るのではないかと思いました。
受講生の皆さんも美里先生と一緒に振り返りを行ったことで、前回までの内容が自分自身に深く落とし込まれたのではないかと感じます。
そして今回のメイン、可能性に耳を傾ける。傾聴です!
傾聴には3つのパターンがあります。
1つ目は自分自身に意識を向ける。『自分が好き』
2つ目は相手に心を傾ける。『あなたが好きよ』
3つ目が宇宙に開く。人も空気も何もかも包み込んで話を聴く。壮大な感じです。
そして、この傾聴をする時、手を動かして行います。
1つ目は自分自身に矢印を向ける。
2つ目は相手に矢印を向ける。
3つ目は両手を広げる。
この手は、普段は動かして話しませんが、この講座のポイントでもあります。この手を動かすことで、傾聴の感覚をつかむことができるのです。
デモセッションをご覧になった皆さんは、本当にその感覚を掴めるのか不安に思われながらセッションに参加されました。しかし、セッションが終わって戻ってこられると、手を使うことでその雰囲気をつかまれたように感じました。手を使うと、まるで魔法がかかったかのような感覚が生まれます。
そして、美里先生が大事にされている振返りの時間。
傾聴をした後、各セッションで傾聴についての振返りを行いました。
振返りの後、全体で共有をした際、皆さん自身の気づきを得て、将来の保育に活かす意欲を表情に現していました。
振返りの大切さを感じた講座でした。ありがとうございました。
コーチングをする上で大切にしていることはなんですか?
◆保育コミュニケーション協会とは
「大人が輝く背中を魅せる」をモットーに、未来を担う子どもや保護者の一番そばにいて影響力を放ち、家庭を支えている”縁の下の力持ち”である保育者が、心からの笑顔で生きられることで子ども・保護者・同僚に好循環をもたらすことを目指しております。