感情は気づきの入り口|イライラや悲しみを気づきに変える方法~自分を責めず向き合うコツ

「保育は感情労働」といわれます。

四季折々の豊かさを分かち合える喜びと共に、それ以外の感情に翻弄されることもあるのではないでしょうか。

子どもと向き合っていて、イライラしてしまうこと、ありませんか?保護者とのやり取りで心が揺さぶられることもあるかもしれません。同僚や上司とのやり取りにカッとなってしまうことや、後輩とのやり取りで悲しくなってしまうこと。

保育の毎日は感情が豊かだからこそ、振り回されてしまうこともあるかもしれません。

感情に振り回される自分を責めないで

「人間だもの」。相田みつをさんの言葉ですが、本当にそうですよね。感情が湧いてくることは、仕方がないことです。

でも、そんな自分を責めてしまうと、苦しくなります。

「プロなのに、イライラしてしまった」「もっと冷静でいなくちゃいけないのに」「どうして私はこんなに感情的になってしまうんだろう」。そんな風に自分を責める気持ちが、さらに心を重くしていくことがあります。

感情が湧くこと自体は、決して悪いことではありません。むしろ、それは人間らしさの証でもあります。子どもたちと真剣に向き合っているからこそ、保護者の思いに寄り添おうとしているからこそ、職場の仲間との関係を大切にしたいと思っているからこそ、感情は動くのです。

問題は、感情そのものではなく、その感情とどう付き合うかなのかもしれません。

感情を追いやるのではなく、向き合ってみる

もしも感情を追いやるのではなく、上手に向き合っていくことができるとしたら、どうでしょうか。

感情は、実は大切なメッセージを運んできてくれています。

たとえば、子どもの行動にイライラしてしまったとき。そのイライラの裏側には、「この子の安全を守りたい」という思いがあるかもしれません。あるいは、「もっとこの子の可能性を引き出したい」という願いが隠れているかもしれません。

保護者とのやり取りで心が揺さぶられるとき。それは、「この保護者の不安を受け止めたい」という思いや、「子どものために、より良い関係を築きたい」という願いの表れかもしれません。

同僚や上司とのやり取りでカッとなってしまうとき。そこには、「もっと理解してほしい」という思いや、「より良い保育をしたい」という情熱があるのかもしれません。

後輩とのやり取りで悲しくなってしまうとき。それは、「この人に成長してほしい」という思いや、「一緒に良い保育をしていきたい」という願いがあるからかもしれません。

感情は、私たちが何を大切にしているのか、何を望んでいるのかを教えてくれる、気づきの入り口なのです。

感情の奥にあるものに目を向ける

感情に振り回されているとき、私たちはその感情だけに注目してしまいがちです。「イライラしている」「悲しい」「腹が立つ」。そこで止まってしまうと、感情に飲み込まれてしまいます。

でも、もう一歩進んで、「なぜこの感情が湧いてきたのだろう」と問いかけてみる。すると、その奥にある自分の思いや願い、大切にしている価値観に気づくことができます。

そうした気づきは、自分自身への理解を深めてくれます。「ああ、私はこのことを大切にしていたんだ」「こんな風に保育をしたいと思っていたんだ」。そんな発見が、心を軽くしてくれることがあります。

また、感情の奥にあるものに気づくことで、次の行動も変わってきます。単にイライラをぶつけるのではなく、「この子の安全を守るために、どんな声かけができるだろう」と考えることができます。保護者への対応も、「この不安にどう寄り添えるだろう」という視点で考えられるようになります。

保育の毎日に眠るギフト

保育の毎日は、感情が豊かだからこそ、たくさんのギフトが眠っています。

喜びや楽しさはもちろん、イライラや悲しみ、怒りといった一見ネガティブに見える感情も、実は大切なメッセージを運んできてくれています。それらの感情を丁寧に受け止め、その奥にあるものに気づいていくこと。それが、自分自身を深く理解することにつながり、より豊かな保育へとつながっていくのではないでしょうか。

感情を追いやるのではなく、向き合ってみる。そこから見えてくる景色は、きっと今とは違ったものになっているはずです。

感情は気づきの入り口です。そのドアを開けてみると、自分自身についての新しい発見や、保育への新しい視点が待っているかもしれません。

一緒に見つけていきませんか?

毎日の保育の中で湧いてくる様々な感情。それらと上手に付き合っていくことは、簡単なことではありません。でも、一人で抱え込む必要もありません。同じように感じている仲間がいて、一緒に考え、一緒に気づいていくことができます。

感情の奥にある大切なものを見つけていく。そのプロセスを共に歩むことで、保育の毎日がより豊かなものになっていくかもしれません。

自分を責めるのではなく、自分の感情に優しく耳を傾けてみる。そこから始まる気づきの旅を、一緒に楽しんでいきませんか?

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◆保育コミュニケーション協会とは

「大人が輝く背中を魅せる」をモットーに、未来を担う子どもや保護者の一番そばにいて影響力を放ち、家庭を支えている”縁の下の力持ち”である保育者が、心からの笑顔で生きられることで子ども・保護者・同僚に好循環をもたらすことを目指しております。

北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。 横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。 「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。 保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。

大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。 幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。

2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。

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