なぜあの先生は「動ける」のか?|チームで共有したい、立ち位置と声かけの正体

「立ち位置…って、自分はなんとなくやってきましたが、たしかに言葉にしてみんなで共有したことはなかったかもしれません」

現場の先生とお話をする中で、こんなお声をいただき、ハッとしました。

子どもを真ん中に、保育者間で連携するための「目線が重なり合う立ち位置」と「支え合いのための声かけ」。意外とこれらは、人によって見えているところ・見えていないこと・視野の広さなど、異なるものではないでしょうか。

「なんとなく」は、本当に共有されていたのか

私たちはこれまで、現場で子どもたちと向き合う中で、「なんとなく」立ち位置を選び、「なんとなく」声をかけてきました。

けれども、それは本当にチームとして共有されていたのでしょうか?

人によってできる人もいれば、フラッと居なくなってしまう人もいる。気がつくと、びっくりします。もしも声をかけてくれていたら、その範囲もカバーすることができていたかもしれないのです。

自分が意識していること・見落としていること。さまざまな人がいる現場で、うまく機能しているときは、子どもの安全という視点で言語化されていたのだろうか?そんな風に、問い直す時間となりました。

同時多発的に起こる、子どもたちのドラマ

子どもたちは、今日も同時多発的に、さまざまなドラマを生きています。

笑っている子の隣で、小さく開けた口がだんだん大きくなり…何かが起こりそうな予感を感じさせる子がいます。走り出した足の先に、思わぬリスクが潜んでいることもある。

そのときに必要なのは、「対応」だけではなく、一歩手前で気づけるアンテナです。

全体をバッと見て、どの子がどこにいて、どんな関係性が動いていて、どんな可能性やリスクがあるのか。そして、自分はどこに立つのか。どう声をかけるのか。

その一つひとつが、子どもの安全を左右しているのだと、あらためて感じています。

立ち止まって、見つめ直す時間を

ですが、現場では日々の業務に追われ、情報共有だけで精一杯、ということも少なくありません。

だからこそ、いちど立ち止まり、「安全を支える立ち位置」を共に見つめ直す時間が必要なのではないでしょうか。

🕊️ 研修のご案内

日々、子どもたちと向き合う中で、ふとした瞬間に背筋が伸びるような緊張感を感じることはありませんか? 「安全」は、私たちが提供できる最高のギフトです。

今回の研修では、単なるルールの確認にとどまらず、保育の価値や社会の変化を見据えた、これからの時代の「安全のあり方」を共に探求していきます。

📅 開催日時

3月14日(土)  13:30 ~ 16:30

🍃 プログラム内容

保育の現場で明日からすぐに活かせる、深く、優しい学びのプログラムです。

  • 1.保育の日常は奇跡の連続の上に成り立つ 当たり前のように過ぎる毎日の尊さを、改めて見つめ直します。

  • 2.社会の変化と子どもの安全 移りゆく時代の中で、今、私たちが意識すべき視点を整理します。

  • 3.リスクマネジメント 根拠に基づいた守りの技術を、分かりやすく紐解きます。

  • 4.未来へのねがいと「保育の価値」 安全を守ることの先にある、子どもたちの輝かしい未来について語り合いましょう。

  • 5.安全を支える保育者のあり方 知識だけではない、安心感を醸成する「心構え」を整えます。

  • 6.子どもの安全なチャレンジのために 「危ないから止める」ではなく「どうすれば挑戦できるか」を考えます。

✨ 詳細・お申し込みはこちら

子どもたちがのびのびと、そして安全に世界を広げていけるように。 その土台を支えるプロフェッショナルとしての学びを、ご一緒しませんか?

詳細はこちらのリンクよりご覧ください
【子ども安全検定_実践・探究編】保育の「価値」と「リスク」を見直す実践研修

皆さまと共に、子どもたちの笑顔と安全を支える「確かな一歩」を踏み出せることを、心から楽しみにしております🌷

保育コミュニケーション協会 代表/子ども安全検定代表

松原美里(まつばら・みさと)

保育コミュニケーション協会 代表/子ども安全検定代表
全国の自治体研修・園内研修を多数担当。
「子どもの権利」「チームビルディング」「ハラスメント防止」など、
保育現場の安心・安全と働きがいを支える研修を展開中。
著書・監修:「子どもの安心・安全を守る場面別保育のチェックポイント」ほか

松原美里の詳細についてはコチラ
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