その『危ない!』説明できますか? ベテラン保育士の“勘”を言葉にする力《子ども安全検定》──子ども安全オンラインセミナー

「危ない!」

とっさに声が出る。
長年の経験で、「危ない」と感じる瞬間が分かる。

でも、新人に「なんで危ないんですか?」と聞かれると、うまく説明できない──。
中堅やベテランの保育者なら、そんな経験があるのではないでしょうか。

長年の経験で身につけた「勘」や「感覚」。それは確かに正しいのに、言葉にするのが難しい。だから、新人に伝えたくても、「見て覚えて」としか言えない。

そんなもどかしさを感じている方も多いはずです。

自分の「勘」や「経験」を、言葉にする

こども安全検定を受けるための学びでは、自分の「勘」や「経験」で判断していた「危ない!」を、後輩に納得感のある言葉で説明できるようになります。
なぜなら、検定では「なぜ危ないのか」「どう気をつければいいのか」を、具体的に表現しているからです。

「あそこ、危ない」という感覚を、「あの高さから落ちると、このくらいの怪我になる可能性がある」という知識に変える。

「あの子、危ない動きをしている」という感覚を、「この年齢の子どもは、こういう動きをしやすく、こういうリスクがある」という知識に変える。

それによって、後輩に「なぜ危ないのか」を論理的に説明できるようになるのです。

たとえば、新人が危険な動きをした時。「ダメ!」と怒るのは簡単です。でも、それだけでは新人は「なぜダメなのか」が分かりません。

「先輩に怒られた…」という記憶だけが残り、「次からどうすればいいのか」が分からない。

こども安全検定を受けていれば、「ダメ!」ではなく、「ここにはこういうリスクがあるから、こう動こうね」と、検定の内容を引用して論理的に指導できるようになります。

「この場面では○○のリスクがあるから、△△の位置にいると全体が見渡せるよ」
そんな風に伝えることで、新人は「なぜそうするのか」が理解でき、次から自分で判断できるようになるのです。

怒らずに伝えることで、関係性も良くなる

「ダメ!」と怒られると、新人は萎縮してしまいます。

「また怒られた…」

「自分はダメなんだ…」

そんな風に思ってしまい、相談しづらくなります。
でも、「こういうリスクがあるから、こう動こうね」と論理的に伝えることで、新人は「先輩は、私のために教えてくれているんだ」と感じます。

怒られるのではなく、教えてもらえる。それが、信頼関係につながるのです。そして、信頼関係があることで、新人は分からないことを相談しやすくなります。

「先輩、この場面ではどうすればいいですか?」

そんな風に聞かれた時、検定の内容を引用しながら説明できれば、新人も納得して理解できます。それが、チーム全体の安全意識を高めることに繋がるのではないでしょうか。。

共通言語の構築──園全体で同じテキスト・検定を通ることで

こども安全検定のもう一つの大きなメリットは、「共通言語の構築」です。
園全体で同じテキスト・検定を通ることで、「あの場所、テキストにあった例の危険があるよね」といったスムーズな情報共有が可能になります。

例えば、ある場所に危険があると気づいた時。

「あそこ、危ないよね」

「うん、テキストにあった○○のリスクがあるね」

「じゃあ、△△の対策をしよう」

そんな風に、スムーズに会話ができるようになるのです。

職員間の認識のズレを減らす

保育の現場では、職員間の認識のズレが事故につながることがあります。

「私は大丈夫だと思ったけど、他の人は危ないと思っていた」

「あの人は気をつけてくれると思ったけど、気をつけていなかった」

そんな認識のズレが、事故を招くのです。でも、共通言語があれば、認識のズレを減らすことができます。

「この場面は、○○のリスクがあるから気をつけよう」

そう共有することで、全員が同じ認識を持つことができるのです。

指導の質が上がる──納得感のある指導

中堅・ベテラン保育者にとって、後輩の指導は大きな役割の一つです。でも、指導の仕方が分からない、うまく伝えられない、という悩みを持っている人も多いはずです。

「なんで分かってくれないんだろう」

「どう言えば伝わるんだろう」

そんなもどかしさを感じることもあると思います。子ども安全検定を受けることで、指導の質が上がります。なぜなら、「勘」や「感覚」を言葉にできるようになるから。
「なんとなく危ない」ではなく、「こういうリスクがあるから危ない」と説明できる。それが、納得感のある指導につながるのです。

後輩が育つことで、自分も楽になる

後輩が育つことは、中堅・ベテラン保育者にとってもメリットがあります。安心して後輩に「任せる」ことができるようになると、自分の負担も減りますよね。

「あの人に任せても大丈夫」

「あの人がいれば、安心して背中を預けられる」

そう思える仲間が増えることで、自分自身も楽になるのです。常に全体を見て、すべてに気を配る。それは、とても疲れることです。でも、「見れる」仲間が増えれば、役割分担ができます。

「あっちはあの人が見てくれているから、こっちを見よう」

そんな風に、お互いに支え合いながら保育ができるようになる。それが、中堅・ベテラン保育者にとっても、大きなメリットになるのです。

自分の学び直しにもなる

こども安全検定は、後輩の指導だけでなく、自分の学び直しにもなります。長年の経験で「なんとなく」やってきたことを、あらためて言葉で学ぶことで、「ああ、そういうことだったのか」と気づくことがあります。

「自分はこういう理由で、こうしていたんだ」

「この行動には、こういう意味があったんだ」

そんな気づきが、自分の保育をさらに深めることにつながるのです。また、最新の知識を学ぶことで、「最近はこういう考え方があるんだ」と知ることもできます。

長年の経験も大切ですが、時代とともに保育の考え方も変わっていきます。その変化についていくためにも、学び続けることが大切なのです。


中堅・ベテランの保育者の皆さん。

「自分はもう、学ぶことはないかな」

そう思わず、ぜひこども安全検定を受けてみてください。それが、後輩の指導に役立ち、チーム全体の力を高め、そして自分自身の学び直しにもなります。

危険を予測し、未然に防ぐ力──それを、言葉にして伝える力。

一緒に、育んでいきませんか?

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保育コミュニケーション協会 代表/子ども安全検定代表

松原美里(まつばら・みさと)

保育コミュニケーション協会 代表/子ども安全検定代表
全国の自治体研修・園内研修を多数担当。
「子どもの権利」「チームビルディング」「ハラスメント防止」など、
保育現場の安心・安全と働きがいを支える研修を展開中。
著書・監修:「子どもの安心・安全を守る場面別保育のチェックポイント」ほか

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