手と頭を動かして受講者のニーズを考える【認定ファシリテーター講師育成講座】第7期 Zoom2レポート
認定ファシリテーター講師育成講座 zoomの二回目を終了しました。
こちらの講座、『学ぶ→気づく→日常の中でやってみて手応えを感じる→力になる』というループを毎回積み重ねていく中で、ファシリテーター講師としての視点を深めつつ、日常にも変化を起こしていくというプログラムになっています。
前回からの宿題の振り返りでは、
- 子育て支援の場で自己紹介&自己開示をしてみたら、ぐっと心の距離が近づいた!
- 打ち合わせで場が和み、素の声が出てくるようになった
- 自分の意識・覚悟が変わった
- 伝える勇気・その後の気持ちを大切にしようと思った
〜など、チャレンジからの素敵な結果のシェアにお互いに刺激を受け合う場面も。
そこから今回のテーマへ。
- 依頼者と受講者の視点のちがい
依頼する人の求めているモノと、受講する方の現状は温度差がありますよ。
そこを考慮してプログラムを組む必要がありますよ。 - 対象者とニーズ
属性・立ち位置・背景によってニーズが異なりますよ。
どんなニーズがあるのか、日頃から耳を傾けておけるといいですね。 - 対象者とニーズとベネフィットを踏まえた構成を
ニーズが分かると、持ち帰れるといいもの、おみやげが見えてきますよ。
ただそれは、対象者それぞれによってじつは違ってくるので。
要素をプログラムにちりばめられると良いですね。 - ニーズの予測
どう思っているか。課題は何か。予測も大事ですが、できれば事前アンケートの声から深いニーズを予測できると良いですね。 - プログラムの構成
これらを踏まえた上で、いよいよプログラムの内容に当たる部分が見えてきますよ。
書き出してみましょう!
といったことを深めていきました。
「頭がパンクしそう…!でも楽しい!!」
「よかれと思って園内研修をしていたけれども、私は今まで、自分の目線で必要だと感じることをやっているだけだったのかも…。だから温度差が生まれていたのか。」
「良いことをいっているのは分かる。でも、現場は一杯一杯なんです!!~という現象の謎が分かりました…。」
「やっぱり、対象者から始めることが大切なんですね。」
~など、声が上がっていました。
じつは私は、毎回ご依頼をいただくとこちらのプロセスを手書きでうんうん唸りながら作成していきます。
「○○と同じ感じでお願いします」というご依頼の背景に
・どんな参加者のニーズがあるのか…
・できるだけ、現場にフィットした内容で
・「これを求めていたんです!」という感覚が得られるものにしたいので
いつも、前向きに悩ましいプログラム構築ではありますが、とっても大切で豊かな時間だとも感じております。
みなさん、アンテナが立ち始めたことでどんな気付きが起こってくるのか…次回また、お話を聞かせてもらいましょう。
これが、連続講座の面白さですね。
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https://hoiku-communication.com/schedule/coaching_onine_info/
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
理想を描き、現実とのギャップを感じる。それでも理想を書き出す。そこに至るまでにやれることを書き出すことで、それほどギャップを感じなくなってくるものだなと思いました。楽しく理想を描いてみることが大切なんだと思います。途中で迷子になりながら、最後にはスッキリ。一つ一つ辿っていくことで自分の課題が見え、今やれることがはっきりしてくるのが充実感につながっています。
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