保育って幸せな仕事【リリー相談会】2025年2月レポート

保育って、じつは 大変なばかりではなく、「幸せな仕事」でもあるのではないでしょうか。

保育のあり方やお給料のことなど、ネガティブなニュースとして挙がることも増えてきましたが…。
先日、ウェルビーんデザイン研究会の中でも「夢を叶える途中がじつは幸せ」というお話をお聞きし、だからこそ「たくさん夢を持つと、幸せが増える」とのメッセージが強く印象に残りました。
こう考えると、保育の日々の営みは違って見えてきませんか? 子どもたちの幸せな未来に向けて紡いでいる毎日。それこそが幸せな日常なのかもしれません。

皆さんは、保育の中にどんな幸せを見出していますか? 日々の小さな喜びや達成感を、改めて振り返ってみてはいかがでしょうか?

保育コミュニケーション協会オンラインサロン「リリー相談会」では、代表の松原が全国各地の研修を通じて気づいたことや
感じたことをシェアしながら、リーダーや管理職の方々がそれぞれの保育園で抱えている課題を、対話によって深めて、気付きを持ち帰る場です。

今回の「リリー相談会」では、松原から以下のテーマについてメンバーでシェアしていきました。

  1. 保育って、幸せな仕事

    • 日々の忙しさの中で、ふと立ち止まって考えてみると、子どもたちの成長を見守り、支える仕事って、実はとても幸せなものかもしれません。皆さんはどう感じていますか?

  2. 日本版DBSの視点からの配慮

    • 子どもたちを性的虐待から守るために、あなたの園ではどんな取り組みをしていますか?

そして今月のプレゼンターからは以下のテーマについてシェアをしていきました。

  1. マイペースな中での時間の使い方

    • マイペースを保ちながら、どのように時間を有効に使っていますか?

メンバーからは、以下のような様々な声が上がりました。
「いまあるものを楽しむって、大切ですよね。」
「様々な保育者がいるからこそ、多様な視点で保育を捉え、見ていくことができる幸せがありますね。」
「そういえば…かつてのスポーツ選手が、メダルを取ることが目標だったが、実はその過程こそが宝物だった。とのお話を。保育も、今目の前の時間を大切にしたいですね。」

性的虐待予防のための配慮や取り組みは、「あまり、意識していなかった」という園もあれば
「0歳児のオムツは配慮するようにしている」
「男性から子ども、に限ったことではないので(女性から子ども、というのもあり得る)」
『何かが起こるのを防ぐための仕組み』として、一人にならないように、2人で必ず午睡もほかの機会も見守れるように(抑止力となるように)している園もありました。

お互いの取り組みに、気を引き締める様子が見られました。
時間の使い方については、さまざまな方が、自分で心がけていることや工夫を分かち合う中で「みなさん、いろいろ工夫しながらも見てないところで準備をしていらっしゃるんですね…。」というピュアな感性にときめく一同。
見守る先輩の眼差しが優しく、素敵な関係性を体現されているようでした。

保育コミュニケーション協会オンラインサロン リリーでは仲間を募集しております。
気軽にお声掛けください♪

▼前を向いて行く管理職のための相談&対話会:リリー

リリー会員 – 保育コミュニケーション協会

▼参加者が主役~ワイワイ他園と交流しながらアイディア交換:ローズ

▼システムを読み解き、先手を打つ:カトレア

参加者の感想を一部ご紹介します

幸せになる事にきっかけを与える。陰と陽は常に生きている限りはある。脳の思考を変える。外部からの力など視点を変えてあげることで楽しさみ方が変わる。保育の世界でも言える。こどもたちと試行錯誤しながら保育することで振り返るとキラキラ☆した日々となる。など、一人で問題を抱えるよりオープンにしてみることで色々な視点が生まれてくるのだな、と人とのかかわり合いの大切さを感じました。
目標までのプロセスの部分を大切に、日常の保育を楽しみたいなと思いました。また、自分の時間の捻出に関する悩みについて、みなさんからアドバイスいただけたため、明日から実践していければなと思いました。

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