4月22日(水)20:00~オンラインサロン 「子どもへの声掛け・心が和むエピソード」ご報告

4月22日の保育コミュニケーション協会、オンラインサロン。

保育の中で子どもと業務のバランスをとっている保育者の工夫を
テレワーク中の親御さんにも役立てていただけたら…ということで。

対象を保育者と親御さんにして開催いたしました。

 

 

* * * * *

テレワーク中の親御さんにとって
子どもとの時間というのは、嬉しい反面
「仕事したいんですけど・・・(涙)」と
悩ましい時間でもあるのではないでしょうか。

 

私は保育士なのですが、児童養護施設で働いている時に
(親代わりに生活を共にしつつ、記録を書いたり
児童相談所や実の親御さんと連携を取ったり、
幼稚園や学校に子供を通わせたり)
子どもたちと一緒に生活をしている中で
葛藤を感じたこととは以下のような感じでした。

・家事・雑務に専念したい時の子どもたちの「かまって」なアプローチ
・今、どっちを優先すべき?
・記録を書きたいんですけど・・・!
・「見てる?」「見てー!!」に対応しつつ他のことをするには?
・気分がすぐれず泣き叫ぶ・八つ当たりをする子、どうする!?
・室内で過ごすしかないが、体力有り余っている子をどうしたら!?
~といったことでした。

やりながら感じたポイント・学ばせてもらう中で気づいたことは
*「かまって」の本心をくみ取り、
本当に欲しいアプローチをピンポイントに凝縮して行う
*優先順位を見極める
*子どもの年齢に応じて状況をわかるように説明し、理解を得ていく。
(子どもの心の筋トレにもなります)
*「見ているよ」オーラで場を包み、振り向く目線を目線で抱きしめて安心感を与えつつ、仕事をする
*感情に寄り添い、言語化して受け止めつつ、クールダウン。
ゆっくりと遊びの場につなげていく。
*子どもの興味関心から傾向を読み解き、その子が喜ぶ
「静」の遊びと「動」の遊びを様子を見て提案していく
~などなどでした。

4月のオンラインサロンのテーマは、子どもへのかかわりかた・保育のエピソードです。
子どもと向き合う中での

・保育の工夫
・上手くいかず、もどかしい場面
・ほっこりした瞬間
・喜びあふれるエピソード・声掛け

……などなど分かち合い、明日からのきっかけを見つける時間を目指しました。

緊急事態宣言が出たことで、子どもに向き合う保育者も保護者も、
みんなで同じ方向を向いていけるように・・・という願いを込めてのオンラインサロン、初めての取り組み。

●落ち込んでいる時にうれし涙がこみあげてくる子どもの優しいエピソードや、自分らしくいていいんだという気づき。
●在宅で子どもを見ている中で、気持ちを汲み取り、言葉にして応えるように心がけている。
●立場のちがいから、子どもへのかかわりに戸惑うことも・・・
~担任を立てつつも、子どもの育ちへの懸け橋をサポートする
●子どもの甘えをどこまで受け止めたらいいの?という戸惑い
~気持ちを理解しようとする姿勢・全体を見ながら「一緒に」考えるスタンス
安全地帯でいるよう努める/愛情は垂れ流しで
●新型コロナウィルスの影響でニュースやマスクなど、子どもはいつもとはちがう雰囲気を不安を感じている
●「マスクはしていても愛情は120%」
~などなど名言も飛び出し、
愛情いっぱいの語りつくせないひと時となりました。

 

「子ども」に向き合う保育者&親御さんとで一緒に語り合う時間はとっても豊かな時間だったので、
これからもオンラインサロンではテーマを変えて、こういった形をとっていきたいと思っております。

ご興味ある方がいらっしゃいましたら、お声掛けください!

みんなで子どものことを考えていける社会へ。
是非ご一緒しましょう~。

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