相談を受けた時のかかわり方「観察とフィードバック」

毎日頑張っていらっしゃる保育士の皆さん、お疲れ様です!
保育コミュニケーション協会 松原美里です。
研修のアンケートでいただいた声にQ&Aでお応えしていきます。

どうぞ、お役立てください!

Q.先輩や同僚後輩から相談を受けた時、どう関わったらいいですか?

後輩や同僚、先輩から相談を受けた時のちょっとしたコツをお話しします。 「アドバイスしたいけど、いい言葉が見つからない…」 そんな経験、ありませんか?大丈夫です。実は、無理に何か言わなくてもいいんです。
代わりに、こんなふうにしてみてください。

  • じっくり相手を観察する
  • 気づいたことを伝える

例えば
「あ、この話題の時、表情が明るくなりましたね」
「何か思い出したような表情されましたね」
「ここで、グッと力が入りましたね」

こんな風に、あなたが感じたことをそのまま伝えるだけでいいんです。 これ、簡単そうに見えて、意外と難しいんですよ。でも、練習すると上手くなります。 そうすると、相手が「あ、そうなのよ」って自分で気づいたり、大切なことが見えてきたりするかもしれません。

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。


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担当講師:松原美里

横浜女子短大 保育科にて保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。保育園・児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングを学ぶ。米国認定コーアクティブコーチ資格取得。All About「育児の基礎知識」元ガイド。認定こども園 エクレス(保育園)施設長を経て、現在は日本各地で保育者(新人・中堅・リーダー・主任・マネジメント)研修・監修・ファシリテーター講師養成・保育コミュニケーション協会 オンラインサロンの運営等を行う。