「この人になら、勇気を出しても聞いてもらえる」園内のぎこちない関係性から、信頼へ

園で日々の業務に追われる中で、
お互いに何気ない挨拶や雑談をする時間というのは
限られているのではないでしょうか。

そんな中で、
園内でのコミュニケーションの難しさを感じたことはありませんか?

言いたいことがあるのに言い出しづらい、
何かを思っているけれども表現するのが難しい、
そんなぎこちない関係性が職場に影響を与えることは少なくありません。

このような関係性によって 本当に話したいことをなかなか言葉にすることができず
「うまく言えないと、傷つけてしまうのではないか・・・」と、
飲み込んでしまうこともあるのではないでしょうか。

意外と言葉は飲み込んでも、
もんもんとした思いや表情は残り
ふとした瞬間に同じ思いを持つ人同士で話したことが
組織への陰口や批判につながってしまうことも・・・。

それが職場の雰囲気に影響を与え、
業務の効率や効果にも影響してしまうことがあります。

お互いに『良かれ』と思ってのことなのですが、
うまく言葉に出来ないばかりにーーーとても残念なことですね。

できれば提案や課題として 
気軽にテーブルに上げていきたいところ。

では、どうすればいいのでしょうか?

じつは日頃の何気ない雑談や子どもの話、疑問の共有などを通じて、
職場の雰囲気が徐々に変わることもあります。

選ぶ話題や感じたこと・その人に見えている世界の中に
お人柄や思いが隠れているためです。

是非そこに耳を傾けて、
思いを汲み取り、存在自体を受容するようなコミュニケーションを
心掛けてみて下さいね。

相手に関心を向け、尊厳を大切に愛しみながらの
日頃の雑談コミュニケーションは、人の心と心をつなぎ、
『この人になら、勇気を出して話しても聞いてもらえるのではないか』
~という心理的安全性へとつながります。

例えば、子どもたちの日常のエピソードを共有する中で、思わぬ共感や発見が生まれることがあります。

「主任のためのマネジメント研修」では、日常のコミュニケーションを大切にしながら、
具体的なマネジメントスキルを楽しく身につけていく工夫をお届けします。

例えば、職員同士の何気ない雑談や子どもの話題をうまく活用して
自然に関係を深める方法や、
疑問や課題をみんなで共有するための場の作り方など、
実践的なスキルを身につけることができます。

また、園内のコミュニケーションをより良くするための具体的なステップも学べるので、
すぐに役立つアイデアが見つかることでしょう。

お互いを知り合い信頼関係を築くプロセス

一緒に働いているメンバーとは、日頃のやり取りが蓄積していく中で、
先入観から、つい身構えてしまうこともあるのではないでしょうか。

先入観のメガネで見ていると、奥に隠れたやわらかい本音や
肯定的な意図=「良かれと思って」の部分が見つけにくくなることも。

それは、信頼関係とはほど遠いものになってしまう可能性があります。

信頼関係を築くには、そういったメガネを取り払い、
お互いをよく知ることが大切です。

そのためには・・・まずは、主任さん自身が
「自分は何を感じているのだろう?」と自分のこころに耳を傾け
じつは不安からチャレンジが怖くなってしまった自分、
傷つき体験から身構えてしまった自分などの思いに耳を傾け、
「そうだったんだね。」「辛かったね。」と
自分自身の日頃のがんばりを認めていくことから始めてみませんか?

園内にいると、なかなか自分の気持ちに耳を傾ける時間が取れない人は、ぜひ
主任のためのマネジメント研修 にて、いっしょに感じていることに耳を傾け、
心の洗濯をしていって下さいね。

 

他者への信頼は、自己信頼(自分への信頼)から始まるといわれています。

まずは、等身大の自分と向き合うことから
他者との関係を丁寧に積み重ね、

日頃の何気ない雑談や子どもの話、疑問の共有を通じて、
受け入れ合いの文化を育み、お互いを知り合うことで
職員一人一人との信頼関係をあたためていって下さいね。

そんな時に、「自分だけじゃないんだ」と思える体験も、大きな勇気になります。

「人の芝生は青く見える」といいますが、
他園はうまくいっているように見えるもの。

ですが・・・

じつは、どこの園さんも変化し続ける社会の中で
在り方を見直し、職員さん達と向き合い、さまざまな声を受け入れながら
白鳥のように水面下ではバタ足をしているものです。

そういった、ネットやSNSではなかなか出てこないような
葛藤からの気付きやチャレンジといった、”生のお話し”が大切なのではないでしょうか。

ある園でうまくいっている情報共有の方法をヒントにして、
自分の園でも試してみることができます。
入り口として取り入れることで園内の関係性が少しずつ良くなり、
提案や課題がもっと積極的に出るようになったケースも

また、園はちがえど 
・育成の課題
・先生主体の保育から子どもの主体性を尊重する保育への方針転換の葛藤
・職員間の価値観の違い
・温度差を埋めるための試行錯誤
・情報共有の課題
~など、起きている悩みや葛藤は共通するものがあるのではないでしょうか。

そんな時、自園だけで考えているとドツボにハマってしまいますが
他園の取り組みを聞くことで、自園でも同様の取り組みを試みるチャンスが生まれます。

研修で得た知識やスキルは、すぐに現場で応用することができ、
園内の「どうしていいのか分からないもどかしさ」から来る
ぎこちない関係性を改善するための、風穴が開く具体的な工夫を知ることにもつながります。

「主任のためのマネジメント研修」を通して、
自園のコミュニケーションを改善するためのヒントを持ち帰って下さいね。

【日 時】2024年7月6日(土)10:00~16:00
【場 所】ご自宅からオンラインツール:ZOOMにて
【アクセス】お申込みの方にお知らせいたします。

詳細・お申し込みはこちらから

2024年7月6日(土)主任のためのマネジメント研修

過去の受講者の声をご紹介します

受講者の声①

コミュニケーションがとりやすくなり、保育の連携プレーが育みやすくなりました。わかりやすく仕事に対する姿勢が前向きになってきて、その場にいた他の保育士も褒められていた良い点を真似して行動してくれるようになりました。

受講者の声②

あまり自分の意見を言う方ではないので、普段はどう考えているか聞くことができませんでしたが、相手が子どもに対してどう考えているのか、何について悩んでるのかをスムーズに聞き出す事ができるようになりました。少人数の保育園なので、職員全員に対して出来る様に頑張りたいと感じました。

受講者の声③

他園の先生のお話を聞けて、学びになりました。
園では行っていない事もあったので、
自分の園ではどのような形であれば行えるのか創意工夫しながら、進めていけたらと思いました。

受講者の声④

後輩の今まであまり聞かなかった本音が聞けるようになりました。相手の話の途中で気になることがあると口を挟みがちなので、今回のことからまずは聞いて、それから自分の意見を伝えていきたいと思います。

お申し込み・詳細はこちらから
https://hoiku-communication.com/schedule/syuninnmanagement20240706/

 

主任向けの動画はこちらからご覧になれます!

https://youtube.com/playlist?list=PLnSN3Vu7qKT4CnwQztoEkRivBgyGzEYDG&si=fCgB1wC5IMFecN6C

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