「休憩が取れない!?」保育コミュニケーション協会【オンラインサロン カトレア定例会】 ご報告
保育コミュニケーション協会 オンラインサロン カトレア9月の入り口テーマは、「休憩が取れない」でした。
最近の研修事前アンケートでも、ところどころの園から聞こえてくる、
こちらの声。
じつは——私のいた園も、かつては…。
さかのぼってみると、私自身が保育業界に入った二十うん年前…
「休憩」というのは形だけで、「休憩」というのは
- 子どもと一緒にご飯を食べる時間
- 子どもが寝ている時間に記録を書いたり、作業をしたりする時間
のことだと思っていました。
「だって、抜けられないし、人がいないし、シフトなんだから無理でしょう」と。
ところが、いろいろなことがある中で、じつは——休憩は取れたのです。
ではなぜ、取らないのか、取れないのか。
それは、取れる仕組や方法はあっても、「できないと思っている」ので「やろうとしない」現場の実情や、「抜けられない」ことで得ている〈自己重要感〉〈頑張っている感〉〈たくさん仕事を抱えていることで認められたい気持ち〉〈休憩に抜けてしまうと「いなくてもいい」ことが分かってしまう…!?〉
などの、じつは根深いメンタルモデルが原因ではないでしょうか。
業務の問題ではなく、背景に一体何があるのか…?
カトレアメンバーそれぞれの園の課題を重ね合わせ、奥にあるものを読み解きながらさまざまな「見たくないこと」や、まさかまさか…なシステムに迫る中で、それぞれの現場で起きている事象をほぐす一歩が見つかるひと時となりました。
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