可能性に耳を傾ける…体験からの気付きの豊かさ【コーチングオンライン実践コース】2022年7月スタートZOOM2レポート

香先生のアシスタントレポート

コーチング実践研修第2回目のテーマは、『可能性に耳を傾ける』でした。美里先生が、今回受講されいる方（コーチ）が、職員と普段会話している中で、その職員（クライアント）に、つい自分の聴きたいことに耳を傾けてないか、一つのことが気になったらその話しか聴こえなくなってしまわないか、と言われた時、私はコーチングを受講してよかったなと感じました。というのは、コーチングを受けてなかったら私自身も、きっと職員に対して自分の聴きたいことを聴いていただろうなと思ったからです。今回第2回目の実践研修では「聴く」ことの大切さをもう一度改めて考えさせていただくことができました。

美里先生から、第1回目「4つのエッセンスとつながり合う人生」の振り返りをしていただきました。コーチングの大前提『相手の中に答えがある』とは、相手の気づきに寄り添い、思いに耳を傾けて引き出すコミュニケーションの一つの方法です。私も、この大前提は頭の片隅に置いています。受講生の方が前回の振返りをされた時、4つのエッセンスを取り入れて話すことは難しい。深めたいけど、どういう風に切り口をすればいいかと悩まれているという声が上がりました。

そして今日の実践研修のメイン『可能性に耳を傾ける』傾聴。傾聴には真意を聴きとる3つのコミュニケーションがあります。まず1つ目は、自分に意識。相手が話していても自分に矢印が向いている。2つ目は、相手の心に耳を傾ける。相手にしっかりと意識の焦点を当てる聴き方。矢印は相手に向いている。（私的には、あなたしか見てないという感じです。）そして3つ目は、全体に開いて聴く。360度すべてに意識を当てる聴き方。と美里先生から、お話しを頂き、デモセッションを美里先生と私がしました。

いつもこの傾聴のデモセッションの傾聴の1つ目は、私にとっては冷たい氷に釘を刺されるというイメージがあって1分間という短い時間だけですが苦しいです。2つ目・3つ目は、美里先生の大きな懐に飛び込ませて頂けるというイメージがあり、心もウキウキしながらデモセッションをさせて頂きます。デモセッションの後に、皆さんに３つの傾聴をする時に自分の手を自分・相手・全方向に向けながらセッションをしていただきました。手を付けることで、傾聴の方法を感じていただけたかなと思いました。

美里先生から、コーチングをする時は、2つ目と3つ目を繰り返ししながらやっていることと話して頂きました。私もですが、普段の会話で2つ目・3つ目をしていると疲れてしまいます。職員が、受講生の方に話を聴いて欲しい！と来られた時に、この傾聴をされるといいなと思いました。

今回私も皆さんと一緒にコーチングに入らせて頂き勉強になりました。ありがとうございました。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
お話をききながら、これは保護者とお話ししているときにも有効だと思いました。今までですと、とにかく誠実に聞くようにはしていましたが、相手に矢印を向けていなかったし、相手の話の意図を探るように聞いてきたとのだと思います。着地点を探していたり、どんな答えが欲しいのか…と、聴くことに集中していなかったと集中できていなかったし、ましてや寄り添うことなんて…。 また、ミーティングのような、みんなで話し合っている場面では、どのようにコーチングが活かせるのでしょう。ミーティングも、先生たちの貴重な時間をいただいているので、有意義な時間にしていきたいと思います。

ご感想②
まだ２回目ですが、コーチングを学ぶことで、自分自身も受け止めてもらうことを実感でき、翌日～の仕事において何とも言えない感覚をもって、職場の人間関係のなかに身を委ねている瞬間を感じます。相手の事をコーチするというものが、より深く自分の仕事について理解することに役立っていくと思い、毎回楽しみであります。

ご感想③
セッションを体験することで、傾聴を実感しました。手で表現しながら聴くと意識が向かうということもすぐに実践できそうです。

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