私たちも、ICTを取り巻く世界の一部 ICTのとの向き合い方【カトレア事例検討会】2023年4月開催レポート
保育コミュニケーション協会オンラインサロン、4月のカトレア事例検討会を開催しました。
4月のテーマは「ICTとの向き合い方」です。
カトレアメンバーからは、「コロナで中をお見せできない時期、ICTツールのおかげで保育を知ってもらうことができた」という声や、他にも
「給食の写真を希望者に配信している」
「補助金が出るので、やってみることにしました」
「手書きの良さって、やり取りをする中でふくらむこと」
「保護者で詳しい人がいて、園のリクエストを踏まえてシステムを開発してくれている」
「地域の園が一斉に取り入れた仕組みを活用している。時々つながらなくなり、お問い合わせに時間が取られることも・・・。」
「無害化する手間があるので、毎回サイトのパスワードを入れ直す時間が必要」
といった声もあります。
キャリアアップ研修の内容にICTの項目が入ることになった2018年頃には、ICTを導入している園は少なく、保育コミュニケーション協会でもサイボウズさんをお借りして、保育はたらきかたカフェを開催したことがありました。
https://umehanarelations.com/itc_hatarakikata/
それから5年が経過し、多くの保育園で無料ツールから有料の重めのツールまで、何らかの形でICTの導入が進んできました。
しかし、コロナの影響でオンライン化が急速に進み、やむを得ず方針を展開された園さんもあれば、オンラインでの書類や仕組み作り、情報共有など、保育とICTの取り組みが進化していく中で、子どもたちを取り巻く教育の体制がICTを媒体にガラッと変化していきました。
例えば、画面越しに海外のお友達と国際交流を楽しむことができたり、学校の教育もiPadを通して世界とやり取りをするなど、私たちの現場ではICTが業務の一環として効率化を促すだけでなく、保育において大きな変化をもたらしている社会の一部となっていることに気付きました。
落合陽一さんの動画でも「もしかしてシンギュラリティはさほど遠くないかも?」という説が唱えられています。このような流れの中にある今だからこそ、「人だからこそできることとは?」、「保育の中で本当に大切にしたいことは?」という問いを大切にし、ICTとの融合を楽しみながら歩みを進めることが望ましいですね。
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