仕事が楽しくて、お給料もらえたら WIN-WIN【カトレア事例検討会】2023年5月開催レポート
園をより良くしていくという思いを持ち、未来に向けた準備を進める猛者たちが集まる保育コミュニケーション協会オンラインサロン、カトレア事例検討会。今月のテーマは『変化を踏まえた人材育成の仕組み・取り組み』でした。参加者はお互いに学び合いながら、楽しい時間を共有し、刺激を与え合っています。愛と循環が生まれる仲間たちであることを感じる、貴重なひとときとなりました。
保育の中でマスクを外す園も増えてくるなど、少しずつ生活もアフターコロナへと移行し始めているのかもしれません。これまでの3年あまりの影響により、研修のご相談をいただいている園では、職員さんの孤独感、孤立感、被害者意識、当事者意識の曖昧さが気になるという声が寄せられています。今後は年代や背景、価値観の違いを超えたコミュニケーションを重視し、改めて取り組んでいきたいと思います。
そんな話題をきっかけに、今月はカトレアメンバーそれぞれがコロナ期を通じて気付いた園の課題や、各園の職員育成を通じた取り組みと変化について、職員育成の物語を共有し、お互いの取り組みに触発される時間となりました。
印象に残った言葉たちをシェア
- どうしたら離職の連鎖を止められるのか?
コロナをきっかけに、子どもを見つめる保育へと一緒に考えていくスタンスに変化した。 - 変化の中で、チャンスのスイッチが入った
- たくさんの研修を受けまくって、園内研修をどんどん行った。
その際、年齢層豊かなグループにしたところ 若手もシェアに手を上げるようになった - コロナでラクに流れてしまう職員に危機感・・・
今いる人のスイッチを、どう入れていくか?
模索をする中で園内ファシリテーター育成講座を受講チャレンジを重ねている - 話し合い文化の見られなかった園に、日々の振り返りを提案。
“聞いてくれる” ”話してもいいんだ”と思うことで、少しずつ分かち合いの文化が醸成されてきた。
ーQ.何か秘訣は?
ーA.「どんなことでも、出してくださると勉強になる。一緒に学ばせていただきたい。」と全身全霊で伝えた。 - 「仕事は楽しまなくっちゃ!
楽しんでお給料いただけたら、WIN-WIN」
リアルの防災イベントで一緒に過ごす中でいただいた一言が大きな勇気となった。 - オンラインサロンに参加することで、自園の内側に向きがちな不満が「他園もそうなんだ」「共通の課題なんだ」と気がついて、工夫や提案をする方向に成長している。いい研修の場。(法人会員)
- 揺れること・見たくないことはたくさんあるけれども、味わいながら受け入れて一歩ずつ進んでいこう。
カトレアさん、本当にみなさん、素敵です!
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