夏の保育の過ごし方【クローバーカフェ】2022年7月開催レポート
保育コミュニケーション7月のクローバーカフェ、『他園ではどうしてる？』を開催いたしました。
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お久しぶり！の方、乳児から幼児まで、夏のお悩みといえば…
「暑い中、散歩に出ていますか？」
「出れない日が続いています」
「どうしていますか？」
「エアコンの温度設定はどこに合わせています？」
などなど
各園の夏の過ごし方をお話するひとときでした。
じゅんちゃんの振り返り
全国の保育士さんと繋がりながら、保育や自身の悩みを打ち明けたり思いを出し合うことで、自分自身の活力に、そして保育に活かせるヒントが得られる場であるクローバーカフェ。今月のテーマは「他園ではどうしてる？」でした。
お一人ずつ自己紹介していただきながら、この場で皆さんに聞きたいこと等を話してもらい、いろいろな視点を持ちながらブレイクアウトルームに分かれて話をしました。
出てきた内容は、
◆早番、遅番の遊びについて～遊具や遊びがマンネリ化傾向にある中での工夫～
・専用のワゴンを用意することで、スペシャル感を持てるようにしている。
・廃材を使った遊びを、継続して楽しめるように取り入れている。
・縦割りのクラスになっているので、異年齢で過ごす良さがある。
・運動遊びを取り入れている。
・早番、遅番を使う部屋が決まっている。日中使用している部屋を使うので、子どもによっては変わり映えがしない場合もある。
◆水遊びはどうしているか
・コロナ禍ではあるが、プール・水遊びを再開している園もある。
・オムツが取れていないとプールや水遊びはできないけれど…。地域や園によって考え方が様々なことに気がついた。
その後は、全体で話を深めていきました。
◆どろんこ遊びや水遊び時に着る服装は園によってさまざま。捉え方も違う。その違いを受け止めたうえで、自園に持ち寄りたい。
◆真夏に戸外に出ることができない時の室内遊びの工夫
・体を動かして遊ぶ際は、机や椅子を使ってサーキットコーナーを作っている。
・段ボールで作った滑り台で遊んでいる園もある。
◆熱中症対策として、エアコン設定の難しさを感じている
・２８℃と言われているが、体感、室温等、状況に応じて、下げたりもしている。
エアコンを使うと子ども達は汗をかかず、子どもを基準にすると、大人は暑く感じる。職員も体調を崩してしまう人がおり、体調管理に気を付けていかなければならない。
等、話題は絶えず、この会の中では話足りない、もっと情報を聞かせて欲しいという、今後の会への期待を持ちながら、場は閉じていきました。
私自身の感想としましては、地域や園によって、捉え方の異なりに少々驚きました。自分の、自園の当たり前が、必ずしも他園の当たり前の事柄ではないということ。それぞれの園でできる、精一杯の保育、対応、関わりをしているということ。自園の当たり前と思っている概念を取り除いた時に、「なるほど」と頷いている皆さんの姿が印象的でした。
この会を通して私が感じたこととしましては、皆さんのお話をお聞きして、自園に持ち帰った時に、「なるほど。そんな捉え方もあるんだね。じゃあ、どうしていこうか」等と、気軽に話し合える風土が作れているかどうかが大事である。自園に持ち帰って話をする際には、職員にどう話をしていったらいいのか、伝え方の工夫が私には必要なのではないかということにも気がつきました。
それぞれが感じた視点や気づきは異なります。自園やご自身に活かせるエッセンスは、人それぞれです。皆さんなりの気づきを、ご自身にまたは園に活かしていただけたらと思います。
次回のクローバーカフェは、9月20日（火）２０時～
テーマは、「素敵な園づくりのための工夫」です。
皆さんの園の工夫を聞かせていただいて、自分のまたは、私の園でできるヒントを得たい、そんな時間になれればと思っています。
皆様の参加をお待ちしております。
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参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
暑さや人員不足などの色々な環境に悩まされる中でも、それぞれの園でできる工夫を試行錯誤しながら、子どもたちが飽きないよう保育しているのが伝わってきて、みんな一緒なんだな〜と思いました。保育現場で子どもたちを間近で見られるからこそ気付けることも多いと思うので、常にアンテナを張って自分も子どもたちにも暑さにも負けないくらい楽しく過ごしたいと思いました。
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