保育リーダーが苦手な人は多い?役割と6つの視点をご紹介!

「あなたは、なぜ保育者になりましたか?」

  • 子どもが好き。
  • 子ども達の成長を見守りたい。
  • 子ども達の支援がしたい。

きっと、子ども達に対する温かい思いを胸に、保育の世界に入ったのではないでしょうか。

 

保育の現場に入ってからは色々なことで悩みながらも、これまで進んできたと思います。

そして一生懸命に保育に携わり数年が経つと任されることが増え、キャリアアップの時が突然訪れます。

行事や部門ごとのリーダー、クラスリーダー、グループリーダーという立ち位置ですね。

私がリーダー研修を担当する中で、参加者からの声で多いのは「本当はリーダーになりたいとは思っていなかった。」ということです。

そう感じている保育者は、「子ども達と一緒にいたくて保育者になったのに。」「現場から離れたくない。」「荷が重い、大変だ。」という思いを持っています。

リーダーを任された保育者がそう感じるのは、実は当然のことなのかもしれません。

園に勤める保育者は仕事の忙しさ、責任の重さを理解しているし、何より「大人同士の人間関係で悩むことの多さ」を日々感じてきているからです。

そんな中でリーダーとなると、リーダーを「辛い役割」のように感じるのかもしれません。

 

でももし、皆さんが「リーダーになったからには、より良いリーダーになりたい」と思っていたり、

今は何から手につけていいか分からない程、園での課題を抱えていたとしても、その先で「リーダーになってよかった」と思える日を迎えたい!と感じているなら、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

辛いをやりがいに変える「6つの視点」

 

私自身、思いがけず施設長になった経験があります。最初は「どうして私が?」「なぜ引き受けてしまったのか…」と感じ、プレッシャーに押しつぶされそうな日々を送っていました。

ですが今は、リーダーの仕事は「豊かさや、できることが増えるプラスな側面をたくさん持っている」と理解し、私のキャリアには大切な経験となったと感じています。

これまでの経験や現場の声を聞き続ける中で、リーダーに本当に必要なことは「6つの視点を持つこと」です。リーダーはチームの一員の視点のままだと上手くいきません。

リーダーには、リーダーならではの6つの視点があります。

  • 1つめの視点 リーダーシップを発揮する
  • 2つ目の視点 マネジメント発想でとらえる
  • 3つめの視点 チームメンバーを育成する
  • 4つめの視点 働きやすい職場を作る
  • 5つ目の視点 キャリアを形成する
  • 6つめの視点 豊かに生きる土壌を作る

この視点を持つことによって、見える世界はガラッと変化し

・俯瞰して保育を見ることができるようになり、園やチームの目的に向かって行動できる

・メンバーとの関係性も良くなる

・変化の手応えがあると、リーダーとしてのモチベーションが上がる

ということが実現できます。

保育マネジメント「40のポイント」

リーダーには、リーダーとしての面白さがあります。

保育という仕事を進めていく上では、業務上の課題のほかにも、色々な価値観を持っている人同士が交わることで生まれる課題もあります。

あなたがリーダーになった時、現状に揉まれて課題に押し潰されて、何から手をつけていいのか分からないということになることもあるでしょう。

そんな時に役立てて欲しいと思い、「保育リーダーのマネジメント力40のポイント」という本を出版させていただきました。

「子どもを真ん中に、保育者それぞれの力を集め、みんなが幸せな園が作れたら…?」

あなたはその瞬間、リーダーとしてのやりがいを強く感じるのではないでしょうか。

そのためにまずは、リーダーの皆さまが現場で起こっていることの棚卸しをしていく必要があります。

  • 業務上での課題
  • 個人の課題
  • 保育者同士の課題
  • 園での課題

そしてそれをメンバーと共有した上で「園の目指すところ」を設定し、みんなで同じ方向を向いて進むことができるようになります。

しかしそこで、多くの人が立ち止まってしまいやすいのが「どうやって思いを引き出すか。どうやって現状を共有し相互理解できるのか。」ということです。

そんな時この本は、

  1. あなたの現場で起こっていることや、園の理想の状態をワークを通して整理し
  2. メンバーとのコミュニケーションの取り方を実践できる具体的なアプローチとして示すことで、

園での相互理解を助ける役割を持っています。

 

本の詳細はこちら→https://www.caresapo.jp/books/88748

忙しい中で課題が山積みな状況でも、「リーダーなんてなりたくなかった」と思っている人でも、

本書を読み進めるうちに、その仕事の面白さややりがいに気づき「リーダーになってよかった」と思えるようになってほしいという思いで書きました。

本書を手に取った方が、確実に現場に反映することができるよう「具体的なワーク」という形で作りこんでいます。

ぜひ、本書を手に取り、理想の園・理想の保育への手がかりとなると嬉しいです。

出版記念!無料セミナー開催!

この度、『ワークでモヤモヤを解消!メンバーの個性が生きる 保育リーダーのマネジメント力40のポイント』出版に際して、無料出版セミナーを開催する運びとなりました!

保育リーダーになって日が浅い人、長年リーダーをやっているけれどモヤモヤしている人、一緒にリーダーのあるべき姿と役割について考えてみませんか?

【日程詳細】
日時:2022年9月21日(水)19時~20時30分
場所:オンライン(zoomによる配信)
参加費:無料(要事前登録)
内容
1 書籍のご案内
2 書籍に込めた思い、制作秘話
3 講義(プレイヤーからリーダーに立ち位置が変わる マネジメントに必要な視点に気づく)by松原美里先生
4 リーダーお悩み相談コーナー

詳細・参加申し込みはこちら→https://hoiku-management.peatix.com/

 

本書に興味を持ってくださった方、毎日保育の現場で奮闘している方、保育が大好きな方、とにかく保育へのアツい気持ちをお持ちの方などなど。

保育者の皆さんとお話しできることを、とても嬉しく思っています^^ぜひ、皆様の声も聞かせてくださいね♩

保育者の皆様との出会いを楽しみにしております♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

参加はこちら→https://hoiku-management.peatix.com

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