リーダーに必要な6つの力~成長し続けるチームを作る育成講座(オンライン)

こんにちは、保育コミュニケーション協会 代表の松原です。

グループリーダー・乳/幼児リーダー・行事リーダー・
ミドルリーダー・主任・園長・・・

「リーダー」とつくお役目は、
現場最前線の保育者とは、少し役割が異なり求められる力も異なります。

今回は、そんなリーダーが育んでいきたい6つの力について、ご紹介していきます。

1.コミュニケション力

一人の保育士としても、子ども・保護者・同僚とのコミュニケーションは大切なもの。

リーダーとしては、その基盤があった上で
様々な人と同じ方向を向いていくためのコミュニケーション力が必要です。

やりやすい人・好きな人・苦手な人・朝晩のパートさん・
非常勤職員・正職員・上司・地域の人・・・
意見も立ち位置も多様ですが、リーダーの影響力は大きいため
批判的な態度を取ると一気に場が傾きます。
そういった影響力を踏まえて、メンバーが自分らしく働くことができる
コミュニケーション面での配慮が大切です。

2.広い視野で物事を捉え、先を読む力

立場

現場で子ども・同僚・保護者と向き合っていた時を踏まえると、
リーダーは「クラスとして」「チームとして」「園として」「自分として」といった視点で物事を捉え、
「〇〇にこの話を持っていったら、どう考えるだろう」「どう工夫をするとみんなにとっていいだろう?」
多様な立場から物事をとらえる視点が信頼を生みます。

時間という視点

「今、どうしたいのか?」「それをすると、この先どうなるか?」「未来につながるようにするには、どうしたらいいか?」
「この先、どのようなことが起こり得るか?」そこへ向けた情報収集を行いながら
今できる対応と、今後へ向けた準備を行っていくことが長い目で見た園運営に、貢献します

3.戦略的思考力

どんなに一生懸命であっても、目先の感情で反応をすると、周囲の信頼を損なうことがあります。
また、自分のエゴや利害を優先する姿は、部下から残念な目で見られる一因になります。

では、どうしたらいいのでしょう?

「園」として、「チーム」として、「クラス」として、
どうなっていくのがみんなにとって良いのか?

常に学び続ける中でチームの理想の状態へ向けて現状を客観視し、
職員メンバーを導くためにも
様々な情報を踏まえて段階ごとの目標を定め、
一つ一つアプローチを積み重ねていくなど、冷静で戦略的な思考が必要になります。

4.判断力

これでいいの?私は正しいの?正解は何—?
~自分の判断に不安になることもあるでしょう。

答え合わせをしたくとも、答えはどこにもなく・・・
ましてや、未曾有の危機である新型コロナウィルスの影響を鑑みると
何が正しくて、何が間違っているのかーーー頭を抱えてしまうこともあるでしょう

今のような状況においては判断を求められる場面も多くあり、
プレッシャーを感じながらも、常に「自分事」として情報収集をし
自分なりの考えをまとめながら前に進んでいくわけですが、その中で

常にハイドリーム(最高の状態)とロードリーム(最悪の状態)の両方を思い描きながら
リスクマネジメントの手を打ちながら、最善の判断を下す。

孤独で心細い中で着実に養われていく力なのではないでしょうか。

5.育成力

あれこれやることはありますが、
「自分でやったほうが早いーーー!」と仕事を背負い込んでしまうと
本当の意味でのリーダーシップを発揮する余力がなくなります。

日々の中で、目標とする状態を達成していく組織には、どのような人材が必要か?
そこへ向けて、人を育てていく力が育成力です。

リーダー層がどういった状態になっていくと園としてチームが良く機能していくのか。
時期リーダー候補となる可能性の目に気が付くかもしれません。

人にはそれぞれ、個性と魅力があります。
それらを生かす形で理想の組織を作り上げていくための
ステップを踏んだ育成の機会・かかわりを実践していくことが大切です。

はプレイヤー(現場最前線)の視点。
リーダーとして、人を生かす器を目指したいですね。

6.調整力

みんなそれぞれ、ベストを尽くして生きているのですが
意見も立ち位置も価値観もさまざまであるため
気持ちの面での葛藤や価値観の合う合わないといった問題も出てくるのではないでしょうか。

どう向き合っていいのかわからず苦笑いをしてしまったり
その場その場での対応をすると後々大事や離職につながることがありますが、
間にはいるリーダーにとっては悩ましいことでもあります。

私たちはみな成長の途中で可能性を秘めているため、時間軸を広げて捉え可能性を見つけていきましょう。
この時、園全体の「理想とする状態」の視点を相手からも引き出し、共有しながら、
そこへ向けて一緒にできることを考えていくスタンスがおすすめです。

保育とはまた別の、リーダーとしての力

ここまで、6つの力についてみてきましたが
保育とはまた別のリーダーとしての視点や力が必要となり
私自身「どこで学べばいいんだろう?」と感じているものばかりでした。

園以外の場所で、他業種のリーダーたちとともに学び合う中で
「これは保育に置き換えると、こういうことになる」
「現場において、大切なことだ」
~と感じ、身近なリーダーたちの育成時や研修で依頼をいただく中でお伝えしてきたものでした。

とはいえ、「知る」のと「落とし込む」こと・「できる」こととは別のことであり
現場にいるリーダーに大切なのは「実践力」です。

では、どうやってリーダーシップの実践力を養っていけばよいのでしょうか?

頭ではわかっていても、実際にはなかなかその器がなく、自分自身にもどかしさをかんじながらも
試行錯誤を重ねる中で身についていくものではないでしょうか。

今回の研修の中では、それらの要素を5回に分けて落とし込み
自分ごとに置き変え、現場に生かす試行錯誤ができるように落とし込みをしています。

 

ぜひ、一緒に参加しているメンバーと気持ちや状況を分かち合いながら
明日からできる一歩を見つけ、積み重ねていく時間にしていただけたらと思います。

<内容>

●第一回目 : チームとリーダーシップ

1.勉強会を通して得ていきたい在り方・考え方
2.チームビルディングの段階
3.リーダーの役割・魅力・在り方
4.メンバーの居場所作り

第二回目 : 育成の視点とかかわり方

1.プレイヤーからリーダーへ~
2.どんな仕事、抱えてる?あなたにしかできない仕事とは
3.チームを育てていくために~育成の視点
4.それぞれの個性と可能性~リーダーの在り方

第三回目: 場の声に耳を傾ける

1.これまでの振り返り
2.情報収集・群集心理
3.共通のゴールとは
4.心が近づく伝え方

●第四回目
1.あなたが一緒に歩みたいリーダーとは?
2.相手の目線を共に感じる
3.「相手にとって意味があること」とは
4.心が近づく伝え方

●第五回目
1. すべてはチームの成長の機会 ~ ここまでの内容
2.アクシデントをチャンスに変える力
3.知恵を引き出すファシリテーション
4.語り合いの中から現れてくる”答え”
5.明日への一歩 ~ともに育ちあう仕組みを作る

<日にち>
第一回目: 5月22日(金)
第二回目:  7月10日(金)
第三回目:  9月11日(金)
第四回目:11月20日(金)
第五回目:  1月15日(金)

*各回ごとの参加も可能です

<時間> 19:00~21:00

 18:30よりZOOMの接続確認・近況シェア等を行います
21:00~21:30まで、放課後おしゃべりタイムを設けます。

<受講方法>
オンラインツール:ZOOM
ZOOMの使い方は、こちらをご参照ください

<料金> 各回 4,000

(各自にてレジュメをご印刷下さい。コンビニプリントもご活用いただけます
印刷レジュメの郵送をご希望される方は、+500円となります)

*五回連続でご参加の方:18,000円(1回あたり3,600円)
<ファシリテーター講師:松 原  美 里>

UmehanaRelations 代表    保育コミュニケーション協会 代表
認定こども園エクレス 元施設長

保育園・児童養護施設に勤務する中で、子どもの幸せのために「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を痛感。
こども園保育園部施設長として試行錯誤する中での突破口となった学びの叡智を入り口に、
現場視点のプログラムでこれまでに全国各地で9,300人あまりの保育者の気づきに寄り添う。

保育者の声からできたプログラムで、参加者が主体となり
相互サポートの中でそれぞれの答えを見つけていくコーチングスタイルが好評。

<お申し込み・詳細>

●FAXをご希望の方は、こちら
 2020年リーダー勉強会チラシ(UR)オンラインVerからダウンロード・印刷してください。

●WEBからのお申し込みは、こちらのフォームからお願いいたします。

ご一緒できるのを楽しみにしております。


<お支払いは、こちらから>

お支払い金額
印刷レジュメ郵送希望



 

<動画受講>

2018年度の動画をオンラインで視聴できます。

<動画申し込みは、こちらから>

コメントを残す