人・育成・課題を愛しみながら~保育コミュニケーション協会【6月のリリー定例・相談会】ご報告

保育コミュニケーション協会【オンラインサロン リリー定例・相談会】

新年度に入り、子どもが落ち着き始め…職員間でも、これまでなんとなくやってきた中でじわじわと課題が浮かび上がり始める6月。
リーダー、主任、園長、メンバーの抱えるチーム情勢や育成の葛藤を分かち合い、心理的安全性をテーマに語り合いの小部屋を持ち、それぞれが気になっていることを出し合う中で、お互いに答えを見つけ合う姿が素敵でした。

最後にちょっとしたヒントとして、私からのご提案。

・どんなに言っても伝わらない
 →言い過ぎるから、気づけない。
 ☆大事に至る手前で「気付き」にフォーカスするコーチングを!

・何でも言い合える場は大切。
 勇気を出して声を上げたものの諸刃の剣だとしたら……?
 ☆濾し器の役割を担い、+の意図をくみ取って、場に戻す!

現場で立ち上がってくる「課題」を愛しみながら、プロセスを楽しんでいけるといいですね

 

メンバーそれぞれ、響き合うひとときなのでした。

 

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じゅんちゃんからの振り返り

6月2日(水)はリリー定例会でした。

新年度が始まり2カ月たった今、それぞれの園で起こっていることを語り合うことからスタートしました。

この会が始まって間もない頃は、一人一人がいろいろな思いを抱え込み、表情や雰囲気が少し重い感じがしました。
ですが数回に分けてのグループセッションを行う中で、他の方に話を聞いてもらい、「私だけが悩んでいたわけではなかった」と思えて、気持ちが楽になった様子が表情から伺えました。

また、自分が大事にしていることを、他の方から共感してもらうことで嬉しさと同時に自信が持てたりして、少しずつ晴れやかな表情、空気に変わっていくのを、一緒に参加させてもらいながら感じることができました。

話を進めていく中で、出てきた共通の話題は「育成」でした。
何とかしたいという気持ちが強かった私達ですが、話を深めていく中で、一人一人の職員の気持ちや立場に寄り添っていくことの大切さ等に気がつくことができました。
捉え方の視点が変わったのを、感じることができたかと思います。

この会の良さは、自分の思いを温かく受け止めてくれる場であること。
どんな話も「その気持ちや考え、素敵ですね。大事ですね」と温かい表情と言葉で返したり、自分事に置き換えながら、お互いが感じたことを伝えあう場です。
そんな大事な土台があるからこそ、相手の話に関心が持て、その中での気づきが多く得られる。

リリー定例会はそんな場であると私は感じています。

次回も、それぞれが感じていることを伝えあう中で、一緒に考え合っていく。その中での気づき等を共有しあい、学びを深めていけたらと思います。

 

参加された方からのご感想

ご感想①

小部屋で出た『ギフト』という見方はとても素敵だと思いました。
育成も、若手への関わりは5年目で楽しさも喜びも味わってきましたが、経験ある人への関わりの難しさを今まさに味わっています。『気づき』をどの場面で出来るのか 腹に落とし込んで出来るところからやっていこうと思いました


ご感想②

心理的安全性について深く考えさせられる会でした。
言いたいことが言い合えるだけがいい職場ではないというところ、「たしかに!」と思いましたし、私自身がこす役になりみんなが働きやすい職場になればと思いました。


ご感想③

日本全国の様々な経験をされた保育者の方々と交流ができ、今までになかったアイデアを吸収することができました。
一人一人の皆様が温かく、保育者としての悩みやアイデアを共有できる場があることのありがたさを感じています。

 

関連リンク

【新年度が動き出す中での人間関係へのアプローチ】2021年4月リリー会レポート

新年度の気づきと笑いで溢れるひととき【オンラインサロン】2021年4月リリー会レポート

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