同僚性の高い職場へ向けた土壌作り【リリー相談会】2022年5月レポート

保育コミュニケーション協会 オンラインサロンリリー相談会、6月の定例会を終了いたしました。

前半は、今月のリリー動画「同僚性の高い職場へ向けた土壌作り~精神的に自立したチームへ向けて~」をダイジェストで紹介の上、動画の内容にちなんだ感想やシェアを。
それぞれの近況の分かち合いから悩みに関する意見をお互いにシェアし合う中で、感慨深い時間になりました。

同僚性――こちらのテーマをいただいてから、掘り下げていく中でここのところ気になっていたのが、「精神的な自立」。
いくつかの事例を切り口に各小部屋に分かれてお話しをする中で
「私自身が、本当の意味で自立できているだろうか?」
「仲間の自立を支援するために、なにができるだろう?」
「同僚性だと思っていたけど…同調だった!?」

~など、痛い気付きでグッと場が深まりました。
その後のシェアタイムでは、衝撃の出来事を通して
ご自身が得た痛い気付きを涙ながらに分かち合ってくださり、インスパイアされるように、次々と気付きのシェアが連鎖していくひとときでした。

本日の名言集

  • 安心安全な場は、いいことを言う場ではない。
    自分をさらけ出せる場。
  • 自分が築いてきた関係性は、砂の城だった。
  • 難しすぎるよ、同僚性
  • こどものために出来ること、に戻るとブレなくなる。
  • C(ちょっと)A(アホに)N(なってみよう)を大切に♪

 

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じゅんちゃんよりまとめ

6月1日(水)はリリー定例会でした。
前半は、リリー会員限定動画のレジュメ「”同僚性”の高い職場へ向けた土壌作り~精神的に自立したチームへ向けて~」に沿いながら、松原先生から動画やレジュメの意図や思いについて話がありました。

「同僚性」とは、職員同士がプロとしての自覚を持ち、尊重し合いながら、連携・協力して保育を展開している状態のことです。同僚性の高いチームとは、相互依存の状態にあり、生活面・精神面的に自立していることが求められます。

話の内容を抜粋すると、

  • 保育者として備えたい“精神的自立”としては、自分以外の他人や物質に依存せず、自分で立つことができること。
    一人一人が自立しているからこそ、互いに助け合い、支え合うことができる。
  • 精神的自立できていない場合に考えられる背景には、「甘えられる場所、人がいる」「責任感の欠如、プレッシャーに目を背ける」「自分本位で、他者を思いやることができない」といったことが挙げられる。

松原先生の話を通じて、“精神的自立”に向けて何が必要で何から始めたらいいのか、自分自身とじっくり対話することができたのではないでしょうか。また、ブレイクアウトルームに分かれ、それぞれが感じたことを伝え合いました。捉える視点が人によって異なり、“なるほど”と納得したり腑に落ちる感覚を得ることで、自分がすぐに取りかかれる課題を見つけることができました。
それは、「自分の在り方、振る舞い方について振り返る時間を作る」ことです。

ここで大事にしたいのは「~に取り組んでいきたい」と意気込みだけを伝えても、実践していかないと自立への一歩へ近づくことはできません。「3日坊主なので」と言い訳するような言葉が出てきてしまっては、自立に向けて一歩後退することになってしまいます。「継続は力なり」という言葉をお借りして小さな一歩を確実に力にしていき、継続した先に見えた次の課題に取り組む。これを繰りかえしながら、微力でも自立に向けて力を蓄えていきたいと思います。

後半はブレイクアウトルームに分かれ、松原先生のお話を振り返りながら明日からできることや、事例等を持ち寄って話し合いました。

各グループで出た話は、以下です。

  • 職員会議の在り方、進め方について意見の意見交換
  • 松原先生の話を踏まえて、子どもの為にできることを、それぞれが思いを馳せた
  • 退職代行を経験して学んだこと、話を聞いて感じたこと

皆さんが関心を持たれた内容は、「退職代行」についてでした。「退職代行」という言葉はどこかで聞いたことがあっても実際に体験した方は少なく、実際にご自身が体験されたこと、その経験を通しての気づき等を全体の場でシェアしていただきました。

『安心安全な場になるよう配慮してきたが、作れた気になっていた』
『安心・安全な場をどのように積み重ねていくかが大切だった』
松原先生からのフィードバックも合わせてお聞きしながら、「退職代行」は自園にも起こりうることであること。そして保育や職員との関わりの中で、自分自身では“やったつもり”や“できているつもり”と思っていても、実際は園には、職員には自分自身の思いが伝わっていなかったり理解を得ることができていなかったのではないか。満足しているのは自分だけで、他の人の心の声(本心)を聞こうとしていなかった自分がいたことに気がつきました。

今回のリリー定例会では、自分が今まで耳を傾けようとしなかったこと、見て見ぬふりをしていたこととしっかり向き合い、考える時間となりました。
背伸びせず自分ができることを継続してやっていくこと。それを積み重ねて精神的に自立していきながら、職場の人との温かいチーム作りに取り組んでいきたいと思います。

また、深い学びで感じたことをこれからも持ち続け、リリー定例会の場でも自立した姿を今後皆さんにお見せすることができるよう、課題に真摯に取り組んでいきたいと思います。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
色んな立場の先生(園長先生、学年主任など)がいる中で見え方も違うことが分かり、それぞれの立場での思いや考えがあることが分かりました。同じ職場で同じ方向を目指していけるように子どものことを第一に考えて意見交換ができたらと思いました。

保育コミュニケーション協会

 

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