「みんなにとって良い保育園を作りたい!」前進に必要な”1つのポイント”とは?
「みんなにとって素晴らしい保育園を作りたい」。
保育者をまとめて、園を築いていかなければいけない園長や管理職、リーダーの方々は、そんな思いを持ちながら現場に立っているのではないでしょうか。
そんな方々が、園を前進させるために必要なポイントの一つは、保育者1人1人が持っている胸の内や価値観、あなたの園の持つ空気感を、ファシリテーションを通して「見える化」することです。
なぜなら、園内での物事を決断・実現していくためには、共に働く保育者を互いに尊重し、連携していく必要があるからです。
しかし実際の現場では
「みんなの意見を聞きたいのに、いつも自分の意見で園の取り組みがなされている気がする。」
「もっと平等に意見を聞きたいのに、発言力のある人が偏っている。」
「あの人だけ、、、私だけ、、、また頑張ってるよ、、、」
そんな園内での温度差が出現する場面は少なくありません。
なぜでしょう。その答えは「現場の中にあります。」
・みんなの意見を聞きたい。
・それぞれが持っている価値観は何だろう。
・この園内の温度差や空気感はどこから生まれているのだろうか。
それを引き出して「見える化」できれば、共通したゴールを設定することができ、園全体で前に進めていけるのではないでしょうか。
ファシリテーションには、思いを引き出し、場を前進させる力があります。
ファシリテーションとは?
ファシリテーションとは、話し合いにおける相互作用のプロセスから、課題を達成するために多様な人材のアイディアや気付き・相互理解や情報共有を促進する技術のことをいいます。
そして、ファシリテーション能力を持ち、チーム内での理解や合意形成をサポートする重要な役割を担う人のをファシリテーターといいます。
現代社会の変化に伴い、保育の現場は今、大きな変化の時期を迎えていますよね。
◇先生主体の保育から子ども主体の保育へ
◇正規・非常勤・パート・子育て・介護など多様なはたらき方
◇「見て盗め」文化から、価値観の変化を受け入れて「働きやすい」職場へ
多様性を受け入れるためには、コミュニケーションの中で相互理解を進めていく過程があり、園内ファシリテーターには「答えを引き出す交通整理役」として、力を発揮していくことが必要とされています。
ファシリテーターとしての役割を現場で発揮していくためには「場数がキモ。練習量あるのみ」です。
【ファシリテーションロールプレイ】は、ファシリテーション育成講座修了生の「場数を踏みたい」「やっぱり実践力をつけたい」「さっそく明日から場を作るので…!」という熱烈オファーを機に、「単発でファシリテーション力を鍛え上げる場を提供したい」という思いで誕生しました。
7月30日(土)20:00~22:00に開催します。
詳細はこちらから⇨https://ropure0730.peatix.com
こんな方におすすめ
ファシリテーションロールプレイは、このような方にお勧めです。
・リーダー・主任・園長等、園をより良くしたいと本気で考えている方
・園が大好きで、もっとよくなってほしいという願いを持つリーダーさん
・今後の成長のためにファシリテーション技術を役立てたいと感じている方
ファシリテーション技術は、コミュニケーションを通して多様性を受け入れつつ、場を前進させる技術として発揮することができます。
そして、実践を通して現場に持ち帰り、経験を重ねていくことで得られるファシリテーション技術は、園を飛び越え、あらゆる人間関係の中で生かしていくことができます。
まずは、「園を良くしたい」という熱い思いでご参加いただければ、「体験からの気づきを生み、場を前進させる力」として発揮していただけると思っております。
ファシリテーションロールプレイで得られること
本当の意味での、多様性の受容や他者理解は、「相手の立場を体験することから」生まれます。
【ファシリテーションロールプレイ】は以下の流れで進めることで、「自分以外の人が見ている景色」「受けている感情」を体験することができます。
そして、自分のコミュニケーションの無意識なクセに気づくことができます。
ーファシリテーションロールプレイの流れと体験できることー
<当日の流れ> 1.参加者のチェックイン 2.テーマ決め 3.役割決め 4.ファシリテーション 5.振り返り~なにが起きていたのか? 6.明日への一歩 | <参加者の立ち位置> ・ファシリテーター ・参加者1 ・参加者2 ・参加者3 ・参加者4 (人数によって。参加者の役は、当日みんなで相談します) |
<体験できること・得られるもの>
1、ファシリテーター・参加者役になり、気になるテーマでファシリテーションを実践する
→どんなシステムが存在するかが見えてくる。
2、ありがちな登場人物を、それぞれが体現する
→それぞれの方の気持ちが理解でき、必要な配慮がわかる。
3、陥りがちなファシリテーションの罠を体験する
→私の園でも起きているかも・・・!?という気づきから、解決の糸口が見つかるかもしれません。
体験者の声
初めて挑戦することや変化することは恐く、勇気がいりますよね。ファシリテーションの実践の中では「うまくできるか不安」「何を話したらいいのかわからなくなるかも」という不安も出てくるかもしれません。
過去のファシリテーションロールプレイ参加者は不安もありながら挑戦し、いざ実戦では状況設定や役に入り込み、最後にはたくさんの気づきを得ていただくことが出来ました。
過去のロールプレイの一部を簡単にご紹介します。ぜひ、「あなたがロールプレイをするとしたら…?」と想像を膨らませていただけたら、当日のイメージがしやすいのかなと思っております。
【状況設定・役】
ファシリテーター(園長)/メンバー(育休明け・裏番長・意見を言わない・当たり障りのない保育がしたい)【振り返り】
・「会議って残業代つくんですよね?(←私が実際言われた経験のある言葉)と思いました。」
・「施設長の思いが出てしまってたので、ワクワクした感じが持てなかった。理想を押し付けられてもな~と、考えることが停止してしまった。現状と、ゴールの設定が、明確に示されるとよかったかも。」
・「参加していて、園長先生の方にばかり矢印がむいてしまっていたようにかんじます。話よく聞いてくださるから話しやすさはあると思います。でも、私の役であれば意見を言わなくていいんだと思うと話も入ってこないし考えることもしてないということを自分自身も考えさせられました。」
過去のロールプレイの内容を詳しく知りたい方はこちら→https://hoiku-communication.com/fashi_roleplay_202204/
最後に
いかがでしたでしょうか。保育の現場でのファシリテーションの必要性や、ロールプレイの意義について理解していただけたら幸いです。
「私の学びが、これからの保育へ生かせる力となるのではないか」
「より良い保育園を作っていきたい」
「みんなで園を作り上げていきたい」
何か一つでもピンと来た方は、ご参加お待ちしております。
お申し込みはこちらから⇨https://ropure0730.peatix.com
新たなチャレンジを共に楽しんでいきましょうね♪